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(写真=Thinkstock/GettyImages)

FXを始めようとすると、必ず目にする言葉の中に「レバレッジ」がある。これはFXの最大の特徴でもあり、魅力の一つだ。レバレッジをきちんと把握していないとFXの運営にも支障をきたしてしまう。ただただ稼げる方法の1つだと思っていては後々大きな損害となって振りかかることになる。それなりのリスクはもちろん存在するのだ。そんなFXを始めるにあたって、今回はレバレッジに関する知識を紹介していく。


そもそもFXでよく耳にするレバレッジって?

「レバレッジ」とは日本語に直すと「てこ」という意味になる。少ない資金を元手に大きな金額の取引が可能になるということを指している。FXではまず取引会社に自分のお金を証拠金として預け入れる。その証拠金の数倍から数百倍の金額で取引が可能となる。

また「ロスカット」のことも知っておかなければならない。含み損が大きくなって証拠金を上回っている場合に自動的に行われる強制決済のことをロスカットという。FXではレバレッジを高くかけることができる為、損失が生じた場合はその金額もかなり大きなものになってしまう可能性がある。そのリスクを避けるためにロスカットが存在している。これにより、日本におけるFXは、証拠金以上の損失をなるべく出さないような仕組みになっている。

FXでレバレッジをかけるメリットって?

メリットとして大きいのは、少額の資金で大きな取引が可能になるということだ。FXのレバレッジは最大で25倍となっている。仮に10万円の証拠金を預け入れた場合、その25倍である250万円が取引可能となる。言い換えれば、250万円の取引をするなら10万円を預け入れればよいことになる。もちろん利益が生まれれば、レバレッジをかけた倍数分増えるのだ。

このような大きな金額の取引は損失額も大きなものとなってしまうが、それを防ぐためにロスカットがある。損失が大きいと取引会社は不足している証拠金を回収できず、自分は証拠金が無くなった上にさらに入金を迫られることになる。ロスカットはこのような事態にならないよう口座の損失の状態を常に監視し、一定割合以上の損失が確認されると自動的に強制決済して証拠金以上の損失が起きないようにしている。

レバレッジにはもちろんデメリットも存在する

メリットを見れば予想はつくだろうが、レバレッジをかけていれば利益と同様にその分損失も倍数分増えることになる。レバレッジをかけずに行っていれば1万円の損失だったものが、レバレッジを10倍にしていれば10万円の損失ということにもなり得る。上述のようにロスカットという仕組みによって大損を防ぐことはできても、損失自体を防げるわけでは決してないということは踏まえておかなければならない。

またそのロスカットだが、大損を防ぐという意味では効果的でも、必ずしもトレーダーの味方になるとは限らない。ロスカットの段階は自分で設定できることもあるが、実行はほとんど自動で行わる。そのためその時点での為替の動きがトレーダーにとって不利なものであったとしても強制的に決済されてしまい、損失が確定してしまうのだ。ロスカットが行われるということは、証拠金の大半が失われるということでもある。もう少し待てば値上がりだったという地点でロスカットということもあり得るので、設定の確認は必須である。

利益と損失が大きくなるレバレッジは、高くすればするほどハイリスク・ハイリターンになると言える。初心者であればレバレッジは2〜3倍程度が一般的だろう。ロスカットという保証があるとはいえ、常に変動し続ける為替相場を扱うFXでは、損失に区切りをつけてくれるということが必ずしも得になるとは限らない。むやみやたらとレバレッジを引き上げて取引することは避け、何より取引は証拠金に余裕を持って行うということを常に心がけて欲しい。

初心者におすすめのFXトレーニング方法

FXのレバレッジに関して、ある程度わかっていただけたであろうか。大きな利益を得る可能性の反面、大きなリスクを背負うことになる可能性の両面がある、先述の通りハイリスク・ハイリターンなお金の稼ぎ方だ。何もわからず始めるには、お金を扱うリスクあるトレードであるため不安でもあるし荷が重い。もちろん、基礎知識をつけることも必要だが、実際始めてみたら勝手がわからないなんてことになっては元も子もない。

そんな初心者をターゲットにしたオススメできるものがある。それがデモトレードと言われる実際のお金を使わない取引だ。特に初めてFXを始めるという人には、是非試してから利用するのが良いだろう。練習なので、実際にお金は動かないものの、ほとんど同じように動くため、実戦経験が身につくのがこれの強みだ。実際のお金を使っていると想定すれば、メンタル面の強化もはかれるだろう。実際のリスクの高さは比べ物にならない。

始めるのであれば、無理だけはしないようにすることを心がけておく必要がある。