各国の中央銀行で総運用資産6兆ユーロ(約708兆5188億円)を動かすマネージャーの80%が、通貨としてのユーロを悲観視していることが判明した。3分の2以上がポートフォリオを組み直し、ユーロ保有比率をゼロ、あるいは最低限の規模にまで減らしている。

これらのマネージャーはユーロ圏の政治的不安定、終わりの見えない低金利政策、成長の低迷などを理由に、「長期的に見た場合、ユーロよりポンドが強い」との見解を示している。

7割が「Brexitはポートフォリオに多様性をもたせるチャンス」と回答