177人のセルフメイド(自ら一代で財を築いた)ミリオネアと233人の貧困者を対象とした調査から、「将来成功する子どもに育てる10の秘訣」が判明した。

知識磨きから周囲への気遣いまで、「子どもの習慣は9歳までに作られる」との調査結果も交え、成功する子どもを育てあげた親の教育方針を見てみよう。

早期段階に子どもの「成功脳」を開発

この調査は、「お金持ちの習慣」など富に関するベストセラーの著者、トーマス・コーリー 氏が富と貧困をわける習慣・思考・振る舞いについて、貧困層と富裕層の家庭教育方針を5年にわたって研究したものだ。

その結果、「調査に協力した回答者が親から受けたしつけや教育が、本人たちの将来に大きく影響している」 ことが明らかになったという。それが真実であれば、「子育て次第で子どもは裕福にも貧乏になる」ということになる。

コーリー氏はブラウン大学 が米国の5万人を対象に行った調査から、「子どもの習慣は9歳までに作られる」と報告されていることなどを例にあげ、早期段階に子どもに成功する習慣や思考を植えつけることで、将来的な成功に導くことに役立つとしている。
10の秘訣とは下記のとおりだ。

将来成功する子どもに育てる10の秘訣