就活に対する親の意識調査によると、80.3%が子どもの就活に「関心がある」と答えている。一方で、親の過干渉が何かと話題になるなか、子どもの入社式や内定式に「出席したい」と答えたのは19.5%であることが分かった。

マイナビの「2017年度 就職活動に対する保護者の意識調査」によるもの。2015年1月の前回調査では、子どもの就活に「関心がある」は7割弱だった。約2年で10ポイント超も伸ばしたことになる。

就活生と親の認識に大きな差

ジェネレーションギャップ
(写真=PIXTA)

関心は高いようだが、具体的な就職知識のほうはどうなのだろうか。「子どもの就活環境について知っているか」の問いには、59.2%が「知っている」と答えている。「就活環境はどのような状況だと感じているか」の問いには、65.5%が「厳しい環境」だとしている。

空前の売り手市場と言われるなか、実際に就活をしている学生たちはどう感じているのだろう。同じくマイナビの「18年卒 就職モニター調査4月」によると、「先輩よりも厳しくなる」と答えた学生は11.3%だった 。

親の6割以上は「厳しい環境」だと感じているが、「先輩よりも厳しい」と感じている就活生は約1割しかいない。就活環境の厳しさについては、両者のとらえ方に差があるようだ 。

「おやかく」の認知度は2.5%