労働者意識調査の結果が発表され、休日数に満足していない層の8割以上が「未消化の有給休暇が多い」「まとまった休暇が取りにくい」と感じていることが分かった。また、今後半年間の日本の経済状況については、「停滞する」と見込む人が5割以上にのぼった。

調査は、人材サービスのランスタッドが新設した研究機関「ランスタッド・リサーチインスティテュート」が行った。対象は20〜69歳の国内労働者1800人。

「未消化の有給休暇」に不満

調査,
(写真=LightField Studios/ Shutterstock.com)

「実際に取得する休日数に満足しているか」の問いでは、「満足」8.1%、「やや満足」27.7%、「どちらでもない」32.2%、「やや不満」21.1%、「不満」10.9%という結果となった。

休日数に満足(満足+やや満足)とする人の合計は35.8%、不満足(不満+やや不満)の合計は32.0%となる。3割を超える人が休日数に満足していることが分かったが、不満足層とは大差はなく、3.8ポイント上回っただけだった。

休日数に「不満足」と答えた層に現在の仕事状況に関する質問をしたところ、「未消化の有給休暇が多い」と感じている人が82.0%、「まとまった休暇が取りにくい」が80.4%となった。どちらも回答の割合が8割を超えていることからも、休みたくても休めない状況への不満の度合いがうかがえる。

一方、休日数に「満足」と答えた層でも仕事状況をたずねてみると、「未消化の有給休暇が多い」が45.8%、「まとまった休暇が取りにくい」は35.1%となった。休日数に不満はなくても「未消化の有給休暇が多い」と感じている人が半数近くいるわけで、休日数の満足・不満足に関係なく、有給休暇の残日数への関心は高いと言えそうだ。

もし休日が増えたら「体を休めたい」