首都圏に実家がありながら首都圏のワンルームマンションに単身入居する未婚で20~30代の社会人を対象に、FJネクスト <8935> が「親との距離感」をテーマとしたアンケート調査を行った。調査結果では一人暮らしをする理由だけでなく、合鍵を持つ親の比率等、首都圏で一人暮らしをする若者の実態が明らかとなった。

一人暮らしをする理由 最も多いのは「通勤」の為

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(写真=PIXTA)

調査は6月3~5日にかけて、インターネット上で行われ、首都圏に実家がありながら首都圏のワンルームマンションに単身入居する社会人の未婚男女400名から回答を得た。

一人暮らしをしている理由について質問をしたところ、「通勤」を理由とする回答が最も多く、その比率は全体で46.8%に上った。首都圏に実家があっても、通勤には時間が掛かる事も多いと見られる。長距離通勤を敬遠し、勤務先へのアクセスの良い所で一人暮らしを行うというケースが多いようだ。

「通勤」以外の理由では「自立」(20.0%)、「自由」(11.5%)と続いた。「自立」と回答した人は、男性では15.0%だった事に対し、女性では25.0%となっており、女性の自立心の高さが伺える結果となった。また、年代別に見ると、20台前半では「通勤」が67.4%を占めているのに対し、30代後半になると31.0%にまで減少している。一方で「自立」の回答は20代前半の11.6%から30代後半には25.0%と比率を大きく増やす結果となっている。年代が高くなるにつれ、実家からの独立に迫られるケースもあると見られる。

実家に帰る頻度についての質問では、全体の53.3%が半年に1回以下の頻度である事が分かった。首都圏内の帰省ではあるが、その頻度はあまり多くないようである。半年に1回以下との回答を年齢別に見ると、20代前半が44.2%に対し、30代後半は61.0%と年代ごとにその比率が上がっており、年齢を増すごとに帰省回数は減る傾向にあるようだ。

娘を持つ親の方が心配性 データで明らかに

調査では合鍵を持っている親の比率も明らかにされており、全体の31.0%と約3割の親が合鍵を持っているという結果となった。男女別に見ると、男性は26.0%に対し、女性は36.0%となっており、女性の親の方が心配をして、合鍵を持つ比率が高くなっている。

また、親の来訪頻度については、全体の58.0%はこの1年間に一度も来ていないと回答している。半年に1回以上来訪した親の割合は23.0%である。親の来訪頻度も女性の方が高く、半年に1回以上は28%(男性は18%)、年に1回程度は20.5%(同17.5%)となっている。合鍵を持つ親の比率が高い女性の方が必然的に親の来訪頻度も多いようである。

親からの金銭援助については、全体の10.3%が金銭的援助を受けていると回答している。特に20代前半は17.4%と比較的その比率が高く、30代後半は3.0%に留まっているように、年齢が上がるにつれて、金銭的援助を受ける人は減っている。援助額については、全体の半数以上が「1万円」となっており、大きな援助を受けている人は少数に留まる結果となった。

総務省統計局の「平成27年国勢調査」によると、東京都では全世帯に占める単独世帯の比率が47.39%となっており、全国平均の34.62%を大きく上回る。20~30代に限ると、その比率は64.76%にまで高まる。東京都を中心に首都圏に一人暮らしする若者は多く、首都圏に実家がある者も多くいるものと見られる。今回の調査では「通勤」や「自立」を考えて一人暮らしを選択する若者のリアルな「親との距離感」が映し出されている。(ZUU online編集部)

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