2017年8月22日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:
羊飼いのFXブログ
※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
今週は、24日(木)~26日(土)に開催される経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)に注目が集まる。しかし、発言内容を事前に予想することができないため、イベント前のトレード戦略は立てづらい。
このところユーロ高を抑えようとする動きは事前に出てきているが、特にドラギECB総裁から特別な言及がない限り、イベント通過後のユーロは再び上昇する可能性があると考えている。
そして、米ドル/円もイエレンFRB議長の発言次第となるが、政策に関する具体的な発言は出ないと思われる。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円は108円という重要な節目に差し掛かっているが、108円は底堅く、結局は108~111円のレンジに収まりそうだ。9月以降の米政権の動きが、今後の米ドル/円の方向性を左右するだろう。債務上限問題や減税に対してどこまでポジティブな動きができるかが焦点となる。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
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