2017年8月25日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供: 羊飼いのFXブログ ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材,為替見通し
(写真=PIXTA)

注目イベントの経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が昨日から3日間の日程で始まった。日本時間の本日23時にイエレンFRB議長、翌午前4時にドラギECB総裁の講演が予定されている。ドラギECB総裁は、金融政策に関する発言はしないとの事前報道も出ているが、シナリオ外のコメントが出る可能性もあるため注意は必要だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

トランプ政権においては、9月に期限を迎える債務上限問題が依然として不透明な中、先週はスティーブ・バノン主席戦略官が解任されるなど人事面でも混乱が続き、不安定な状況は変わらない。

軟調気味な米国株を背景に、リスクオフの円高が進む可能性も考えられる。

ドラギECB総裁の講演がマーケットクローズの直前に予定されているため、週越えのポジションリスクは抑えたほうがいいだろう。ただ、週明けはラリーがあればユーロ/円をはじめとするクロス円は売りスタンスを継続したい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「 西原宏一のヘッジファンドの思惑 」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ 」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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