2017年9月1日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:
羊飼いのFXブログ
※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
29日(火)の北朝鮮によるミサイル発射報道の後、米ドル/円は一時108.27円付近まで下落する場面があったが、結局108円を割り込むことができず、底堅さが確認された。
米ドル/円は、2016年8月16日の安値99.54円付近からボトムアウトし、2017年1月3日には118.60円付近まで上昇。その後徐々に安値を切り下げてきたが、1年サイクルで考えると、今週29日(火)の安値を底値に反発する可能性が高くなった。
現在の為替相場の戦略やスタンス
テクニカル的に反発の可能性が出てきた米ドル/円だが、9月は米国の債務上限問題や北朝鮮問題などのリスクオフ要因もある。反落する局面もあるだろうが、基本的には押し目買いで臨みたい。
本日発表される米雇用統計も、反落したところは買い目線。
また、ユーロ/円は、130.50円付近の200週移動平均線で約7週上値を抑えられているが、本日の終値で抜けることができれば上昇余地が拡大するだろう。
西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「
西原宏一のヘッジファンドの思惑
」を連載中。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「
羊飼いのFXブログ
」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
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