2017年9月5日11時過ぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供: 羊飼いのFXブログ ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材,為替見通し
(写真=PIXTA)

北朝鮮が核実験を行ったという報道を受けても、さほど大きな反応はなかった。このことが米ドル/円の108円台の下値の堅さと、実際には戦闘が起こらないことを象徴しているかのようだ。米国は米国で自らが先に北朝鮮を攻撃する訳にもいかず、互いがにらみ合いの状況。

現在の為替相場の戦略やスタンス

向こう1週間の予想レンジとしては、下は108.00円から上は111.00円のレンジを想定しつつも、実際には、さらにもっと狭いレンジとなりそうだ。9/9(土)の北朝鮮の建国記念日までは「奇妙な静寂の1週間」となるだろう。現在、米ドル/円を買う材料がないためロングからは入りづらいので、売りから入って108円台では買い戻すなど、小まめに利食いをしていく戦略で臨みたい。

小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ 」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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