2017年9月6日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:
羊飼いのFXブログ
※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米国の祝日明けとなった昨日は、米国株が下落した。昨日は、オバマ前政権で導入された、「DACA」(15歳以下で米国へ入国した不法移民の強制送還を免除する政策)の撤廃方針が発表されるなど、トランプ政権は混沌としてきた。
さらに、緊張感が高まっている北朝鮮問題も、米国株と米ドル/円の下落要因となっている。
北朝鮮リスクがくすぶる間は、米ドル/円は上値が重い状況が続きそうだが、何らかの形で決着がつけば、"buy the fact"で反発すると見ている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
明日にECB理事会を控えているが、マーケットは北朝鮮の報道に振り回されている。
米ドル/円は本邦機関投資家の根強い買いに支えられ、108円台を維持しているが、想定以上に事態が悪化すれば、108円割れの可能性もある。
しばらくは、北朝鮮情勢の行方と米国株の動向に注目したい。
西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西
原宏一のヘッジファンドの思惑
」を連載中。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「
羊飼いのFXブログ
」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
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