2017年9月11日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供: 羊飼いのFXブログ ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材,為替見通し
(写真=PIXTA)

この週末には、9日(土)の北朝鮮の建国記念日があったが、新たな挑発等は無く米ドル/円はギャップアップで反応しているが、上値は限定的とみている。

また、先週、ハリケーンハービーの影響で新規失業保険申請件数が1週間で6万2000件急増と発表された。これは約2年4か月ぶりの高水準で、来月発表の9月の雇用統計に反映されるのではないかと懸念されており、ドル売り材料となる。

今週はSNB(スイス)とBOE(英)、(エマージング通貨まで含めるとトルコも)がいずれも14日(木)に政策金利の発表を予定しているが、市場コンセンサスで据え置きとなっている。

また今週の最も重要な指標は15日(金)の米小売売上高。5月6月とマイナスを2か月連続で記録しやや懸念されたが、7月は上振れと一旦回復し、再び注目。下振れは即米ドル/円の売りに直結するので注意したい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週のレンジは、米ドル/円で107.50~109.00円、ユーロ/米ドルで1.1950~1.2200ドル、ユーロ/円で128.50~131.50円を予想している。

竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や 西原宏一さんのメルマガ を通じて情報配信を行なう。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ 」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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