2017年9月19日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供: 羊飼いのFXブログ ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材,為替見通し
(写真=PIXTA)

先週は英ポンドの急騰が顕著な一週間となった。昨日カーニーBOE総裁は、過熱した英ポンド買いを沈静化させるような発言をしたものの、英ポンドは底入れした可能性が高く、長期的に下落するようには見えない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週は、日本時間21日(木)に予定されているFOMCに注目が集まる。経済見通しに変更はなく、コンセンサス通りバランスシート縮小の発表があるだろう。12月の利上げ確率も上昇し、見通しは暗くない。また、イエレンFRB議長の再任観測も強まっており、こちらも米ドルのサポート要因となっている。

また、日本では衆議院の解散総選挙が濃厚となった。与党自民党の勝利の可能性が高く、選挙に向けて米ドル/円は堅調推移が予想される。

ユーロ、英ポンドはしばらく時間調整する可能性が高く、英ポンド/円は155円方向、ユーロ/円は135円方向を目指すと見ている。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ 」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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