2017年9月22日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供: 羊飼いのFXブログ ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材,為替見通し
(写真=PIXTA)

昨日のNY市場で、トランプ大統領は北朝鮮に対する制裁を強化するとコメント。それに対し、金委員長は「米大統領の国連演説は下品で無意味な発言」と応戦した。こうしたやり取りを受け、一時的に緊張感が高まったものの、円高の反応は限定的で、大きな動きにはならなかった。

北朝鮮問題に進展がないものの、2週間前まで米ドル/円を売っていた米系勢が、今週に入り買いに転換しているようだ。極端な円高の巻き戻しが活発化しており、米ドル/円と日経平均は堅調に推移している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

英ポンドは、先週のカーニーBOE総裁のタカ派発言を受け、対円、対ユーロで買いが加速した。

米ドル/円の堅調さも影響し、英ポンド/円は一時153円付近まで上値を伸ばした。英ポンド/円の押し目買い、ユーロ/英ポンドの戻り売りスタンスを継続したい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「 西原宏一のヘッジファンドの思惑 」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ 」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。

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