不動産投資には多くのメリットが存在

不動産投資の最大のメリットは、少額の自己資金でより安全に多額の資産運用を行える点にあります。株式や先物取引でも自己資金(委託証拠金)の何倍もの取引を行えますが、相場変動により含み損が膨らめば追加証拠金(追証)を積まなければなりません。

一方で不動産投資の場合は、自己資金額を固定して不足分を借入金で補えます。当該不動産は担保として差し入れますが、保証会社の債務保証を利用したり、団体信用生命保険(団信)に加入したりすれば、担保処分リスクを大幅に低減できます。

資金の大半を借入金で賄えるため、都心で入居率の安定した物件に絞って投資することも可能です。安定的な賃料収入を期待できると同時に相場動向次第では売却益を得られます。万が一、期待通りの賃料収入を見込めないときは、自宅に転用しやすいというメリットもあります。

不動産投資はご自身の資金からではなく、金融機関からの融資で投資を行い、入居者からの家賃収入で借入金の返済が賄うことが出来ます。融資の返済が完了すれば不動産という資産が手元に残ります。会社員の方がゼロから資産を形成することにおいては非常に優れた投資ということができます。

さらに相続税対策の面でも不動産は有利です。現金や預金は全額がそのまま相続財産となります。それに対し土地は路線価、建物は固定資産税評価額を基準に財産額を算定するため、時価より大幅に低くなります。さらに貸家目的の土地・建物の場合は、借地権割合や借家権割合などに基づく減額もあります。

不動産投資には一切のリスクがないわけではありませんが、収益力と節税効果を踏まえれば、相対的に魅力の高い資産運用手段と言えるのではないでしょうか。(提供: Incomepress

【オススメ記事 Incomepress】
老後に1億円必要って本当? 生活に必要な額をためる方法
30代既婚者は語る。20代、結婚前に資産運用をはじめるべき理由
知っておこう!結婚後にかかる費用アレコレと対策
不動産投資は「節税」になる! お金持ちほど不動産投資をするこれだけの理由
不動産投資って年金の代わりになるって聞くけど、どういう意味??