Amazonの第2本社の場所が決定
14ヶ月にわたる検討機関を経て、ついにAmazonの第2本社の場所が決定した。第2本社は2か所になったのだが、そのどちらもビジネスの中心地の郊外だ。具体的にはニューヨークとワシントンなのだが、大都市の郊外にすることでビジネスの利便性、人材確保といった条件を満たしながら従業員の生活費を抑えることもできる。
第2本社は「成長が期待できる安定した事業環境」に開設
Amazonは理想的な候補地の 条件に「人口100万人以上」「成長が期待できる安定した事業環境」「優秀なIT人材にとって魅力的な環境」を提供できる都市を挙げていた。
さらにはロケーションや不動産のオプションを考慮し、「大胆で創造的なコミュニティー」を望んでいた。新たな本社建設はもちろん、大量の雇用者を収容するのに十分な住宅数(あるいは住宅建設用の土地)、交通の便の確保は重要だ。
ほかにもシアトルやニューヨーク、ワシントンなどに運行している「主要空港付近」など、候補都市の基準を照らし合わせていくと必然的に候補地が絞られる。そして、最終的にニューヨークのクイーンズ区に属するロングアイランド・シティーと、首都ワシントンD.C.近郊のヴァージニア州アーリントンに決定した。