師走に入り、寒さが日に日に増す中、家でまったり過ごす時間も増えてくる。年末のテレビ特番やユーチューブの動画を楽しむ以外に、夜長を堪能するのには、映画鑑賞も最適だ。

外の寒さに耐えながら、レンタルショップにDVDを借りに行かなくても、Amazonのプライム会員ならば、無料で楽しめる映画が豊富に揃う。映画を通して、金融や経済、企業の実態の裏側を知るのも、有意義な時間の過ごし方になるだろう。Amazon プライム会員が無料で楽しめる映画から厳選した6つの作品を紹介する。

1.『金融腐蝕列島呪縛』

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(画像=PIXTA)

高杉良のベストセラー小説をモデルにした1999年の映画。時はバブル崩壊後の1990年代から2000年代にかけて発生した総会屋利益供与事件を題材にして、劇中に登場する朝日中央銀行に不正融資疑惑が浮上し、東京地検特捜部による強制捜査のメスが入った。

不正の責任逃れを図る銀行の上層部に対し、北野(役所広司)ら中堅銀行マン4人が立ち上がり、銀行の再生に奔走する。コーポレート・ガバナンスという概念が浸透しつつある現在では、にわかに信じられない闇社会と銀行との癒着、その悪しき習慣を断ち切るために、旧態依然の組織に変化をもたらすために汗を流す姿は、多くのサラリーマンに勇気を与えてくれる。

2.『マジック・マネー』

仮想通貨ビットコインを巡るドキュメンタリー映画。1コイン=100万円を超える値がつくなど、話題に事欠かない一方、投機的な沸騰を警戒する声も上がる。しかし、その過熱ぶりをよそに、仮想通貨にまだ馴染みのない人も多いだろう。

中央銀行や国家が管理しない通貨であるビットコインがどのように誕生したのか。ブロックチェーンを用いた技術革新は社会をどのように変革させていく可能性を秘めているのかを描く。金融業界の一線で活躍した大物やビットコイン起業家、投資家などが出演し、ビットコインを取り巻く状況を追っていく。仮想通貨を理解するための第一歩として観たい作品。

3.『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

レオナルド・ディカプリオが演じたジョーダン・ベルフォートは、実在した株式ブローカーで、20代にしてウォール街で頭角を現し、50億円近い年収をたたき出す姿がウルフと呼ばれるほど、一目置かれる存在にのし上がった。

学歴や人脈もなかったジョーダンが、巧みな話術で富と名声を瞬く間に築き上げていって先に待ち受けていたのは、投資詐欺やマネーロンダリングに手を染めたことに対するFBIの捜査だった。華やかなウォール街の金融マンの世界も、一寸先は闇となる教訓を与えてくれる。

4.『スティーブ・ジョブス』

2011年に他界したアップル創業者のスティーブ・ジョブスの半生を綴った伝記映画。マッキントッシュやアイフォーンなど世界に革新をもたらした製品は、ジョブス氏の徹底したデザインへのこだわりから誕生した。さらに、ジーンズ姿で登場するプレゼンテーションは、聴衆を引き付け、カリスマ的な存在へと押し上げる。

いまや、米国のみならず、世界中の投資家や市場が注目するアップルの動向だが、ジョブスが企業し、アップルを経営者として成長させていく姿に、彼の心に秘められた企業精神の核心に迫ることができる作品。

5.『陽はまた昇る』

家電メーカー・日本ビクターに勤務する加賀谷静男(西田敏行)は、定年を前にビデオ事業部への異動を命じられる。不採算部門での主なミッションは大規模なリストラだったが、加賀谷は家庭用VTR開発を決心し、ライバル社のソニーなどとしのぎを削りながら、VTRの世界標準規格にまで採用される製品を完成させる。

相次ぐ日本企業の不祥事で、金融市場も冷や水をかけられるなか、一人のサラリーマンの情熱で、世界的な製品を世に生み出した物語は胸を打つ。

6.『MBO(マネジメント・バイアウト)~経営権争奪・企業買収の行方』

三上博史演じる小野里はギャラクシー・デパートの社長の役職にあったが、グループの総帥に呼び出され、非常勤取締役への昇進を打ち明けられる。しかし、実態は社長ポストの解任と、給与のカットを意味していた。さらに、同業他社への転職を阻止するための誓約書も準備されていた。

弁護士から経営陣による株式の買い取りの企業買収であるマネジメント・バイアウト(MBO)を提案され、経営権の争奪が繰り広げられていく。金融業界で材料視される企業買収の裏側を垣間見ることのできる本作は、牛島信の経済小説がモデルとなっている。(ZUU online 編集部)

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