本日夜午後11時半からBSジャパンで放送予定の「お金のなる気分 ~欲張り女子のケーザイ学~」(高橋真麻出演)からお届け。
株式投資も中級編。今回の放送では、「ローソク足」を含むチャートが出てくるが、敬遠する必要はない。番組中出てくる「投資は恋愛と同じ」という言葉からも分かるが、初心者にとって親しい内容であることには変わりないからだ。
買い時と売り時をどう見極めるか
今回も株式投資のプロ、ファイナンシャルアカデミー講師の藤川里絵さんが登場。以前、番組では株選びのポイントとして、「何をしているか分かる」「儲かっている」「自分で買える値段である」が挙げられたが、藤川さんはさらに「お宝株の見つけ方」として以下の2点を指摘する。
・流行っている
・割安(PER15倍以下)
たとえ“流行っている割安株”を見つけたとしても、「買い時かどうか」を判断するのは難しい。そこで今回、藤川さんが教えてくれるのがチャートの読み方だ。
簡単にローソク足の読み方を解説したうえで、「買い時」を見極めるため方法を2つ伝授。一つは「もみ合いからの上放れ」、そしてもう一つが「押し目」だという。それぞれ具体的にどういう時のことなのかは番組でチェックしてほしいが、藤川さんは「押し目はテッパン」と太鼓判を押していた。
買うタイミングの見極めも難しいが、それ以上に売り時の見定めは難しい。上がっていれば「もっと上がるかも」と思うし、下がっていれば「下げ止まって反転するかも」と思ってしまう。そこで藤川さんは、売り時を「買った理由が崩れた時」と教える。
こうやって聞くと簡単なようだが、実際にはタイミングを自分で見計らうのは難しい。MCの高橋真麻さんからは「女性って株式投資に向いているんですか?」という素朴な質問が投げかけられたが、藤川さんは「男性より女性のほうが向いているかもしれない」としたうえで、「投資は恋愛と同じ」という藤川流投資理論を披露。「別れた彼(株)に未練を持たない、彼(株)が落ち目になったときに拾ってあげる」というのだが、果たして女性の皆さんは納得されるだろうか?
夢は「トイレのデパート」を作ること
人は1日5回以上行くといわれる場所。それは「トイレ」だ。番組後半には、日本唯一というトイレのコンサルタントで、アントイレプランナー代表の白倉正子さんが登場しアントイレプラナーはトイレとアントレプレナー(起業家)をかけた、白倉さんが生み出した言葉だ。
大学(卒論もトイレ関連)の卒業後にトイレ専門企画会社を設立、トイレ掃除の修行から始め、著書『私の人生は「トイレ」から始まった!』(ポプラ社)も上梓。今では自らの足で集めた様々なトイレに関する情報を講演などで発信、企業へのアドバイスや途上国のトイレ事情を改善する、世界トイレ協会の日本代表として活動しているという。
そんな白倉さんの夢は「トイレのデパートを作ること」。トイレや排せつに関係するグッズは、清掃道具はここ、おむつはここと分散してしまっていることを問題視しており、これらを一極集中させて「トイレと言えばもう白倉の店」という存在になりたいというのだ。
「興味を持っている分野があるが仕事がない」という人は意外といるように思う。そんな人には、「仕事を作ってしまう」という白倉さんの“創職”という考え方は、参考になるし、発奮材料にもなるはずだ。(ZUU online編集部)
放送終了後、テレビ東京ビジネスオンデマンドでも視聴できます。
『お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学~』
放送時間:BSジャパンにて 毎週木曜 夜11時30分~深夜0時00分
出演:高橋真麻ほか
番組HP: http://www.bs-j.co.jp/official/okanekibun/