株価チャート,投資
(画像=ahorizon / Shutterstock.com)

目次

  1. チャート分析は基本であり王道
  2. 株価チャートの役割
  3. 基本1 ローソク足で株価の先行きを予測するには
  4. 基本2 移動平均線で株価の売買ポイントを探る
  5. ストキャスティクス、RSI、MACDなどチャートには種類がたくさん

チャート分析は基本であり王道

さまざまな角度から大化け株の発掘法をお伝えする本連載。【第1回】では大化け株が発する3つのヒントを取り上げた。大化け株を探す場合においても、重要なのは基本を抑えることである。そして株式投資の基本といえばチャートである。

そこで【第2回】ではチャートの動きから大化け株に迫る方法を解説していく。ローソク足や移動平均線、出来高を分析して予測することは基本でありながら王道である。そしてゴールデンクロス、グランビルの法則、ストキャスティクスといった分析ツールはどのように活用するのがベストであるのか、ポイントをお伝えする。

株価チャートの役割

株式の動きを一目でわかりやすくグラフ化したものが「株価チャート」だ。株価チャート(以下チャート)は、時系列で過去の株式の値動きを表したものであり、客観的事実のみが反映されているのでごまかしが一切ない。

その点で、チャートにはその株式を売買する投資家の素直な心理状態が反映されているとも言える。ここではチャートの基本であるローソク足や出来高などに注目し、そこからいったいなにがわかるのかをお伝えしていきたい。

基本1 ローソク足で株価の先行きを予測するには