目次

  1. 狙い目は安価な「低位株」
  2. 低位株投資の魅力
  3. 大化け可能性が高い低位株「3つの特徴」
  4. 低位株 買う際に注意したいのは

狙い目は安価な「低位株」

さまざまな角度から大化け株の発掘法をお伝えする本連載。【第1回】【第2回】とチャートや出来高の分析によって大化け株に近づく方法を取り上げてきた。

では実際に銘柄を選ぶ段階では、どのような特徴を持つ株に狙いを絞るべきだろうか。多くの場合、1株数百円といった銘柄や100円を切るような「低位株」にこそ大化け株が含まれている。

低位株は安いが故に買いやすく、激しく動けば2倍、3倍となることも珍しくない。【第3回】では低位株から大化けする銘柄を発掘する方法と低位株がはらむリスクを解説する。

ボロ株,低位株
(写真=PIXTA)

低位株投資の魅力

「日経平均株価が不調のため低位株が物色されている」というニュースは株式市場においてはよく聞かれる。

低位株は、株式の中の一つのジャンルであり、市場全体が軟調な時や材料不足で手がかり難な時に、投資家によって買われることが多い。そのため場合によっては資金が低位株に一方的に流れ込み株価が急激に上昇することもある。

そのような意味では投資家にとっては大変旨味のあるジャンルと言える。ここでは低位株投資のリスク的側面を前もってお伝えした上で、現在注目しておきたい低位株を幾つか紹介する。(株価や時価総額は2018年12月12日の終値)

大化け可能性が高い低位株「3つの特徴」