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※この記事は2018年2月に掲載されたものを再編集しています。
フィルカンパニーと空中店舗
株式市場で目を引く銘柄、急上昇した企業に迫る本連載。【第1回】ではリクルートホールディングス、【第2回】はAppleについてその歩みと強みを解説した。 【第3回】では初任給ランキングでトップに立った「フィル・カンパニー」を取り上げる。名だたる大企業から1位の座を奪ったフィルカンパニーとはどのような会社なのか、「空中店舗」というユニークな事業形態と共にお伝えする。
初任給ランキングでトップに立ったフィルカンパニー
電車や街中で「就活スーツ」に身を包み、真新しいビジネスバッグを持った就活生らしき若者を多く見かける。2019年卒学生の就職活動も本格化したようだ。3月1日に会社の説明会が解禁され、6月1日からは各社の面接選考が始まる。リクルートキャリアによると4月1日時点での就職内定率は19.9%と昨年同時期よりも5.4ポイント高いとか。就活生にゴールデンウイークなど関係ないのだろう。
ところで、先日大手新聞社が実施した初任給に関するアンケート調査によると、第1位はフィル・カンパニー <3267> でその金額はなんと「40万円」だという。並みいる大企業をおさえて「初任給ランキング」のTOPに立ったフィル・カンパニーとはどんな会社なのだろうか。詳しく見てみよう。