目次

  1. 小売業界随一の営業利益率を誇るニトリ
  2. 株主にとっても「お、ねだん以上。」
  3. 亀田興毅、藤井四段、元SMAP『72時間ホンネテレビ』
  4. 「Abema TV」に年間200億円の投資を継続

※この記事は2017年12月に掲載されたものを再編集しています。

小売業界随一の営業利益率を誇るニトリ

本連載では【第1回】でリクルートホールディングス、【第2回】でApple、【第3回】でフィルカンパニー、【第4回】ではライオン、【第5回】はニトリと、バラエティ豊かな業界、企業を取り上げてきた。 【第6回】はメディア、エンタメ業界に旋風を起こし続けるサイバーエージェントだ。話題を呼ぶ番組が並ぶ「Abema TV」をはじめAmebaブログサービス、ゲーム事業にマッチングアプリなど、幅広いビジネスモデルの収益構造に迫る。

株主にとっても「お、ねだん以上。」

筆者の「年末の楽しみ」といえば、流行語大賞、今年の漢字、ヒット商品番付である。2017年の流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度」、今年の漢字の第1位は「北」だった。ヒット商品番付は東の横綱に「アマゾン・エフェクト」、西の横綱は「任天堂スイッチ」だ。

しかし、今回特に注目したいのは東の前頭に「Abema TV番組」が選ばれたことである。「Abema TV番組」はエンタテイメント番付でも東の横綱に選ばれているが、筆者も視聴者の一人として大いに楽しませてもらった。

時代の「新しいトレンド」を象徴する商品・サービスに株式市場は敏感だ。果たして「Abema TV」は新しいトレンドをつくることができるのだろうか。

亀田興毅、藤井四段、元SMAP『72時間ホンネテレビ』