3月決算企業の中間決算発表が先月下旬からスタートしています。こうしたなか先週は決算発表が一段と本格化し、TOPIX500採用銘柄に限ると先月31日がピークとなりました。しかし、今月に入ってもまだまだ多くの企業が決算を発表しています。そこで今回は11月1日と2日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速集計してみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

それをみると折り返し地点の中間期ということもあって引き続き多くの企業が業績予想の修正を行っており、1日と2日も3分の1の企業が業績予想を見直しました。例えばハウス食品グループ(2810)や三菱ケミカルホールディングス(4188)、ダイセル(4202)などが営業利益の見通しを上方修正した一方で、三菱瓦斯化学(4182)やレンゴー(3941)などが通期の営業利益の見通しを下方修正しています。

決算集計(11月1日-2日発表分)
(画像=マネックス証券)
決算集計(11月1日-2日発表分)
(画像=マネックス証券)
決算集計(11月1日-2日発表分)
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もう一つのヒント

●明日の決算発表スケジュールは

先月下旬からスタートした3月決算企業の中間決算発表もTOPIX500採用銘柄に限ると先月の31日がピークとなりましたが、今週もまだまだ多くの企業が決算発表を予定しています。こうしたなか明日はダイキン工業(6367)やトヨタ(7203)、NTT(9432)などが決算を発表する予定です。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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