相談内容に応じて電話先は異なる
国税庁には無料の電話相談のサービスがありますので、誰でも電話をかければ税についての基本的な相談にのってくれます。この記事では国税庁(税務署)への相続税の電話相談の具体的な方法を解説します。
これは国税庁のHPにある電話相談の流れです。上記の図に従い、相続税の「一般的な」質問をする方は「1番」→「3番」を押します。
ここでの電話相談センターは相続税についての一般的な質問には答えてくれますが、「個別具体的な」相談については明確な回答をもらえないことがほとんどです。相続税の場合にはグレーゾーンも多々ありますので、これはやむを得ないことかもしれません。
そこで個別具体的な相談がある場合には、直接税務署の職員と話をする2番を押します。そうしますと電話をかけた税務署の職員が直接対応をしてくれますが、結局個別具体的な相談をするためには電話だけでは対応してくれずに、直接税務署に出向く必要性が生じるでしょう。
もちろん自分の身元を明かした上での相談となりますので、もしあなたが税務署に探られたくないことがあるのであれば、直接相談は避けた方がいいかもしれません。税務署では来訪者の記録をとっていますので、怪しいことがあれば逆に調べられてしまうかもしれないためです。
そういった意味では、まず相続税について知りたいことがあれば国税庁の自動音声で「1番」→「3番」を選択して一般的な質問からスタートするとよいでしょう。それでも解決しなければ税務職員と相談できる「2番」を押すか、もしくは有料になりますが税理士に相談に行くとよいでしょう。
(提供:チェスターNEWS)