クレジットカードの大きな魅力の一つであるポイント。今回は100円で1ポイント以上(=1%)貯まることもある還元率の高いクレジットカード11選を紹介。自分の生活に合った高還元率カードで、日々おトクな生活をおくりたい人は参考にしてもらいたい。

ショッピングでポイントが貯まりやすいクレカ4選

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(画像=Olleg/Shutterstock.com)

よく行くデパートやスーパー、モールなどがあるなら、そこで発行されているクレジットカードのスペックを調べてみよう。多くの場合、割引やポイントアップなどの特典を受けられるようになっているはずだ。

イオンカード――毎月10日はポイント2倍に

イオンやマックスバリュなどイオングループの店舗をよく利用する人におすすめのクレジットカードが、年会費無料でVisa・JCB・Mastercard からカードブランドを選べるイオンカード(WAON一体型)だ。

通常はクレジット利用200円(税込)ごとに1円相当のポイント(還元率0.5%)が付与されるが、イオングループの対象店舗(ダイエー、ピーコックストア、ミニストップ、ハックドラッグなども含む)ではポイントが2倍に(還元率1%)。さらに、毎月10日はどこで使ってもポイントが2倍となる。

三井ショッピングパークカード《セゾン》――ららぽーとで使うとポイントが二重に

ショッピングモール「ららぽーと」をよく使う方におすすめなのが、年会費無料で作れて、Visa・JCB・Mastercard・AMEXから選べる三井ショッピングパークカード《セゾン》だ。

このカードでは、ららぽーとなどでの買い物に使える三井ショッピングパークポイントが100円(税別)ごとに2円相当付与される(還元率2%)ほか、カード発行元のクレディセゾンのポイントも1,000円ごとに5円相当付与される(還元率0.5%)。つまり、ららぽーとで使うとポイントが二重にもらえるのだ。

コストコグローバルカード――コストコでのポイント還元率が常時1.5%

このカードの年会費は初年度無料。1年間に1回以上のショッピング利用で翌年度のクレジットカード年会費1,250円(税別)が無料になるため、実質的には年会費無料と考えていいだろう。ただし、コストコ自体の年会費はこれとは別に必要だ。

最大のメリットは、コストコ(ガスステーション含む)での利用でポイント還元率が1.5%となること。さらに、コストコ以外の利用でも1%という高い還元率となっており、貯めたポイントは毎年1回、コストコ店舗で現金と同様に使えるキャッシュバックリワードとしてカード本体に付与される。

ファミマTカード――ファミリーマートでポイント還元率最大3.5%

ファミリーマート以外のTポイント加盟店でクレジット支払いすると、200円(税込)ごとに2円相当のポイントが付与(還元率1%)されるところ、ファミリーマートではさらに2円相当の特別ポイントが付与されて計4円相当のポイントとなる(還元率2%)。加えて、毎週火曜・土曜の「カードの日」にクレジット支払いすると200円(税込)につき7円相当のポイントが付与され、還元率は3.5%にも跳ね上がる。

もっと詳しく知りたい人は…
>>>ショッピングでトクする流通系クレカ4選 ポイント還元率3.5%も(2018年9月16日公開)

陸でマイルを貯めたい人が注目したいカード

旅行好きなら、ショッピングなど日常生活でもマイルが貯まるのはおトク。ここでは空の旅が好きな人に適したクレジットカードを紹介する。

JALカードSuica――陸の移動でも貯めたいなら

JALマイルとJR東日本のJREポイントが貯まるクレジットカード。ショッピング利用で貯まるマイルの目安は200円→1マイル。ショッピングマイル・プレミアムへの登録で2倍の100円→1マイルとなる。このカードはJR東日本での利用分についてはJREポイントが付与され、きっぷ、定期券、Suicaへのチャージ、びゅう国内旅行商品の購入で1,000円につき15ポイント(15円相当、還元率1.5%)が貯まる。

JREポイントは1,500ポイント→500マイルのレートでJALのマイルに交換できるが、このときもショッピングマイル・プレミアムへ登録していれば、1,500ポイント→1,000マイルとレートが2倍に。

アメックス・スカイトラベラー――陸でも空でもマイルが気になるなら

ショッピングモール「ららぽーと」をよく使う方におすすめなのが、年会費無料で作れて、Visa・JCB・Mastercard・AMEXから選べる三井ショッピングパークカード《セゾン》だ。

「アメックス・スカイトラベラー」は通常のショッピングポイントが100円→1ポイント、30社近い提携航空会社の航空券購入に関しては3倍の100円→3ポイントが貯まる。貯めたポイントは1,000ポイント→1,000マイルのレートで、15社ほどの提携航空会社のマイルに交換できる。

もっと詳しく知りたい人は…
>>>陸マイラーがトクするクレカ3選 還元率3%も?(2018年10月9日公開)

電話やネットがおトクになるIT・通信系クレカ3選

携帯やスマホでの決済やネット上での決済が当たり前になるにつれ、携帯キャリアやIT企業の発行するクレジットカードの存在感が高まってきた。最大の特徴は、自社サービスと連携した特典が付帯することにある。

dカード――ケータイ補償付帯、ローソンで5%還元

ドコモが発行するdカードは初年度年会費無料、2年目以降は年会費1,250円(税別)となるが、前年度に1度でもショッピングで利用すれば無料となるので実質年会費無料と考えていいだろう。

貯まるポイントはドコモの共通ポイント「dポイント」で、100円(税込)の利用につき1ポイント(1円相当)でポイント還元率は1%。またローソンでクレジット支払いすると、通常のポイント1%分に加え、dカード提示によるポイント1%と、ローソンでのdカード決済に付与される3%オフ特典により、合計で最大5%分もお得に。

ヤフーカード――Yahoo!の利用ならポイント3倍

年会費無料で作れるこのカードはVisa、MasterCard、JCBの3つのカードブランドから選ぶことができ、そのままTカードとしても使える。もちろん、貯まるポイントはTポイントだ。

クレジット支払いでは100円につき1ポイント(1円相当)が付与され(還元率1%)、Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用ではポイント3倍となる。ただし、その中には期間限定ポイントも含まれる。

楽天カード――楽天市場をよく利用する人は

クレジット支払いで貯まるポイントは楽天スーパーポイントで、100円につき1ポイント(1円相当)の付与が基本となり(還元率1%)、楽天市場での利用でポイントが最大3倍、楽天トラベルでの利用でポイントが2倍、楽天カードポイント加盟店での利用でポイントが最大3倍、楽天のグルメ情報サービスRakoo(ラクー)掲載店でポイントが2倍となる。

貯めたポイントは楽天グループ内の支払いに充当できるのはもちろん、電子マネーの楽天Edyに交換して実店舗で使ったり、ANAのマイルに交換したりできる。

もっと詳しく知りたい人は…
>>>IT・通信系クレカ」3選 電話やネットがお得に――ドコモ、楽天……(2018年11月29日公開)

Amazonのヘビーユーザーが利用したいカードは?

インターネット通販世界大手のAmazonは、自社サイトでの販売促進も視野に入れ、ポイント還元率が高い独自のクレジットカードを提供している。Amazonのヘビーユーザーが勧めているクレジットカードについて調べてみた。

Amazonマスターカードクラシック――プライム会員なら還元率最大2%

Amazonでクレジットカード決済をしたときに買い物金額の1.5%がポイントとして貯まる。さらに2007年に日本でも導入された有料会員制プログラム「Amazonプライム」(年会費3,900円)に入会している人はポイント加算率が0.5%上乗せされ、合計でクレジットカード決済金額の2%がAmazonポイントとして貯まっていく仕組みとなっている。

Amazonマスターカードゴールドー――還元率最大2.5%でAmazonプライムも無料

Amazonマスターカードゴールドは、Amazonマスターカードクラシックの上位に位置付けられるクレジットカードだ。このゴールドでのクレジットカード決済では買い物した金額の最大2.5%が付与され、クラシックよりも0.5~1.0%ほどポイント多く得られる仕組みとなっている。Amazon以外でAmazonマスターカードゴールドを使ってクレジットカード決済をした場合のポイントの付与率は、Amazonマスターカードクラシックと同様に1%。

もっと詳しく知りたい人は…
>>>Amazonのヘビーユーザーが勧めるクレジットカードはどれ? ポイント還元率に差あり(2018年10月3日公開)

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構成・MONEY TIMES編集部/MONEY TIMES

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