2019年2月26日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
ここのところポンドやユーロの話ばかりしているが、やはり今週も注目はポンドだ。ブレグジットが最終局面に近づいてきており、様々なニュースが流れているが、おそらく3月29日の期限は延ばす方向で議論が進むとみている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
現在のポンドのレベルは合意なき離脱のリスクも織り込んでいるため、割安な状態だ。延期後どうなるのかは、まだ不明だがどの程度延期するかにもよる。合意なき離脱がなくなれば、ポンドの割安が解消される方向へ進むことが見込まれるため、英ポンド/米ドルで1.35ドルレベル付近を想定。国民投票から残留の可能性が出てくると1.40ドル方向へリバウンドするだろう。ユーロ/英ポンドは0.86ポンド付近が前回サポートされたが、ここを割り込んでくるともう一段のユーロ売り、ポンド買いになるだろう。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。