コンビニやスーパーでの支払方法はどうしていますか?近頃は、スマホだけで支払いができるキャッシュレスアプリが話題になっていますね。キャッシュレスアプリは、いつでもチャージができて便利です。セキュリティ面でも信頼性が高いイチオシのアプリをご紹介します。
キャッシュレスアプリのタイプ別特徴
キャッシュレスアプリは、「非接触型IC」を使った決済と「QRコード」を使った決済とに大きく分けることができます。
非接触型決済とは、楽天EdyやSuicaのようにかざすだけで支払いができるしくみのこと。スマホにアプリをインストールし、電子マネーやクレジットカードを登録。そしてスマホを端末にかざして支払いをします。
QRコード決済は、アプリを利用して自分のスマホにQRコードを表示させてから、店舗の支払い端末に読み取らせるか、店舗にあるQRコードを自分のスマホで読み取ることによって支払いを行います。アリペイという中国のキャッシュレスアプリから広く知られるようになった規格で、スマホの中に電子マネーやクレジットカードを登録せず電子マネーやクレジットカードの情報と連携することで支払いを行います。
どちらのタイプのキャッシュレスアプリでも、便利なことに変わりはありません。使用しているスマートフォンや支払い形式の好みで選ぶといいですね。
おすすめキャッスレスアプリ10コをランキング
ここからは、おすすめのキャッシュレスアプリをランキング形式でご紹介します。非接触型タイプ、QRコードタイプどちらも入っていますので、お気に入りを見つけてください。
1.Apple Pay:非接触型
iPhone7以降のiPhoneかApple Watch Series2以降のApple Watchで使うことができます。あらかじめカードを登録し、スマホをかざして登録したカードで支払いを行います。Suicaのチャージや定期券の購入がアプリの中でできるので、カードと同じように使うことができます。
2.Google Pay:非接触型
Apple Payと同様の仕組みのキャッシュレスアプリです。Android端末を使っている人には、こちらがおすすめです。店頭での支払い時に使える電子マネーは、Suica、nanaco、楽天Edy、WAON、QUICPay。使えるクレジットカードはKyash Visa、JACCS(Visa/Master/JCB)、JCB対応カード。さらにLINEPayをQUICPay加盟店で使うことができます。
ご利用中の機種が、おサイフケータイならGoogle Payを利用しなくても、iDの利用が可能です。ただし、おサイフケータイの「Felica」(フェリカ)という技術は日本と一部の海外でしか利用できません。Android端末を利用中で、キャッシュレスアプリを海外でも利用したい人は、Google Payの方が使い勝手が良いでしょう。
3.Suica:非接触型
Apple Payに対応しています。電車や自動販売機でSuicaを利用している人ならカードを持ち歩かなくてもスマホがあれば支払いができるのでおすすめです。アプリから定期券の新規発行や継続ができて便利ですよ。
4.Kyash:非接触型
コンビニや銀行ATM、ネット銀行からチャージします。支払った金額の2%は翌月キャシュバックされるのでお得です。アプリで受け取ったお金は現金化できませんがVisaカード対応のオンラインショッピングで使えるほか、実際のカードを発行して全国のコンビニや飲食店でもプリペイドカードとしても使えます。使いすぎが気になる人におすすめです。
5.PayPay:QRコードタイプ
初回登録で500円がチャージされるうれしい特典があります。銀行口座のほかYahoo!マネーやクレジットカードからチャージします。支払い後はアプリ内でレシート一覧を確認できるのでレシートを管理する手間が省けます。
6.楽天ペイ:QRコードタイプ
楽天のアプリです。登録したクレジットカード情報から支払いが行われます。アプリの利用で楽天ポイントが加算されます。楽天をよく利用していて、キャッシュレスアプリを検討している人におすすめです。
7.d払い: QRコードタイプ
NTTドコモのアプリです。4ケタのパスワードを入力するとアプリが開いて自分専用のバーコードとQRコードが表示されます。支払いはクレジットカードで支払うか、携帯電話料金と合算して引き落とすかを選べます。アプリ利用やキャンペーンなどでdポイントが貯まるので、ドコモのサービスを利用している人におすすめです。
8.LINE Pay:QRコードタイプ
銀行口座やコンビニなどで事前にチャージした残高で、LINEに登録した友達に無料で送金、送金依頼、割り勘ができます。
9.Origami Pay:QRコードタイプ
あらかじめ登録しておいたクレジットカード情報と連携して支払いが行われます。手数料や会員登録料などはかかりません。クーポンでその場で値引きが適用されてお得にオンラインショッピングができます。
10.pring(プリン): QRコードタイプ
複数の銀行と提携しています。銀行口座と本人確認の情報を登録すると店舗の支払いや、アプリ内での送金などができます。アプリ内のお金は無料で銀行口座に戻して現金化することも可能です。
キャッスレスアプリ利用には注意点も
クレジットカード以上に便利で手軽なキャッシュレスアプリですが、決済後は紙のレシートは発行されません。「キャッシュレスにはなったけれど、レシートとアプリの両方で管理するからお金の流れがわからなくなった」とならないように、気を付けたいですね。
文・藤原洋子(ファイナンシャルプランナー)/fuelle
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