メンタルは意外なほど「視覚」に左右される
メンタルを整えるには、自己の内面だけでなく、外にも意識を向ける必要があります。なぜならメンタルのあり方は、外的要因の影響も強く受けるからです。
外的要因には、二つの要素があります。一つ目は「視覚的要素」。
身に着けている服や乗っている車、住んでいる家など、目で見てすぐわかるものです。皆さんもお気に入りの服を着たり好きな車に乗ることで、いつもよりポジティブになれたという経験が一度はあるのではないでしょうか。
ヤンキーだった自分を生まれ変わらせた「ある環境変化」
二つ目は「外部環境」です。メンタルの状態は、周りの関わる人間によっても変わってきます。
周りにネガティブな人間ばかりがいると、自分の感情もネガティブになりがちです。お金のことしか考えてない人たちといたらお金儲けが優先になりますし、社会貢献を考えている人たちといたら、自然とそれを志向するようになり、それは自身のメンタルにも影響してきます。
私の通っていた高校の地域はいわゆるヤンキーが多く、私もなめられてはならないと同じようにやんちゃをしていました。
ところが17歳の時、バイクを買うために始めたリフォーム会社の営業で大金を稼ぐようになったところから人生が変わりました。無事にすぐバイクは購入でき、バイクだけでなく車にも興味を持ち、フェラーリをキャッシュで購入することに。そこでフェラーリオーナーが集まるツーリングに参加したところ、周りは経営者ばかり。私自身、そんな彼らから勧められたことで起業することになったのですから、外部環境の影響は大きいです。
「環境に染まる」ことを意識せよ
大事なのは、「環境に染まる」ことを意識することです。強いメンタルを創りたいと思ったら、メンタルが強い人たちや、自分に対していいエネルギーを与えてくれる人たちのなかに入っていくといいでしょう。
ポジティブになれない人はポジティブな人と一緒にいることを心がけ、なりたい人に似せていくのです。
それを意識的にやっていけば、やがて無意識的にできるようになります。