株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。こうしたなか6月は3月期決算銘柄に次いで企業数が多い12月決算銘柄の中間期であることから比較的多くの高配当利回り銘柄をみつけることが可能です。そこで今回は中間配当を実施予定の12月期決算企業のなかから配当利回りが3%以上の銘柄をピックアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そのなかにはJT(2914)のように配当利回りが6%を超えるものもがあるうえ、ビービー・カストロール(5015)のように5%を上回るものもあります。また、4%台のものも幾つかあり日本カーボン(5302)やヤマハ発動機(7272)などでは配当利回りが4%台後半となっているほか、住友ゴム工業(5110)や東海カーボン(5301)でも4%台前半前半の配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は6月25日です。

配当利回り3%以上の主な12月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
米中首脳会談を控えて膠着相場が続くが、下値は限定的
日経平均3万円への到達は2021年12月末までに
視点・視野・視座 - FOMCを見る目
ビットコイン1万ドル超えでも、越えられない「心の壁」
ビットコイン=100万円の次の節目は1万ドル:FBの議論やG20警戒で下げるなら買い場か