4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬に終了し、それから2カ月近くが経過しましたが、その間に決算発表を受けて目標株価を引き上げる動きも少なからずみられました。そしてこうした目標株価の引き上げや新たな目標株価の設定により目標株価コンセンサスが決算発表後に大きく上昇した銘柄もみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかから目標株価コンセンサスが決算発表前に比べて5%以上上昇し、その上昇した目標株価コンセンサスが株価を10%以上上回るものをピックアップしてみました。例えばイビデン(4062)では決算発表前に比べて目標株価コンセンサスが22%余り上昇し、その結果目標株価コンセンサスが株価を16%以上上回る格好となっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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