さまざまなアートを資産として所有するのは、古くから貴族などの資産家が行ってきた投資の一つです。気に入った絵画を購入し、飾って鑑賞し、価値が高まったら売却するという、とても実用的な投資法といえるでしょう。
時が経ち、人類はテクノロジーを駆使して新しいものを次々と生み出していきました。アートに関していえば、今回紹介するs[edition]はアート界に一大旋風を巻き起こすかもしれない、面白い試みを行っています。
アートがデジタルに
s[edition]の何が新しく面白いのでしょうか。一般的に、アートを売買するというと、油彩画などの実物をやりとりします。しかしs[edition]では、実物をやり取りしません。「デジタルデータとしてアートを売買する」のです。デジタルで描かれたアートを売買するのではなく、実物にあるアートをデジタル化し、売買します。
実物を所有しないのであれば、投資にはならないから興味を持てないという人もいるかもしれません。しかし、芸術そのものに興味がある人、実物を多く所有するために実物を買い付けるのは大変だと感じている人は、好きなアートをデジタルデータで購入してみましょう。
s[edition]はまるでアートの仮想通貨!その仕組みは
アートをデジタルデータとして売買するs[edition]は、まるでアートの仮想通貨のようです。仮想通貨は、通貨と銘打っているものの、実物はなく、単なるデジタルデータのやり取りに過ぎません。それに価値を与えているのは、仮想通貨を利用するユーザーです。
s[edition]では、有名作家の作品をデジタルデータにすることで、誰でも簡単にアートを購入できるようになっています。さらに、ここで購入するデジタルデータはどれも同じというわけではありません。
ここで販売されるデジタルデータには、アーティスト本人による証明がつき、さらに購入者の名前、購入日、作品名、ナンバーまでデータに含まれていきます。「このアートのデータは誰がどれだけの期間所有していたものか」が分かります。つまり、このデジタルデータには所有権が設定・記録できるのです。
所有権の履歴によっては、価値を高めていくデジタルデータもあるでしょう。需要が高いデジタルデータは、思った以上に価値をつけるかもしれません。
さらに、作品を購入したあとは、その作家のコレクターとしてs[edition]に登録されます。コレクターとして登録されると、その他の購入者(コレクター)とサイト上でのコミュニケーションが可能となります。アーティスト本人から、アートについての情報提供が行われることもあるようです。
これまで購入した作品を公開して、同じ趣味のコレクターを探すこともできますし、情報を公開せずひっそりとデジタルデータを楽しむこともできます。このサイトを利用することで、パソコンやスマホの中に、自分だけの美術館を作ることもできるでしょう。
コレクションも売買もできる。アート好きなら使ってみて欲しいサービス
このサービスは、単にコレクションするだけでなく、売買によって利益を得られる可能性があるという点でとても優れたサービスであるといえます。実物のアートを所有するよりももっと手軽にアートを楽しめながら、投資の側面も持っているのです。
これまでアート投資に手が届かなかった人も、自分の好きなアートを購入し、鑑賞し、いつか売ることで利益を得るという体験ができます。審美眼と金融リテラシーを養うための練習場としてもおすすめです。もちろん、これはアーティストへの支援にもなります。
アートがより身近になった。s[edition]を利用してみよう
s[edition]は、毎日忙しく過ごすエグエクティブにもおすすめのサービスです。休憩時間に、息抜きを目的としてアートを売買するもよし、アートからインスピレーションを得たい時にひたすら閲覧するもよし、どのように利用するのかはあなた次第です。
いつでも芸術に触れていたい人は、ぜひアプリ版のs[edition]をダウンロードして楽しんでみましょう。(提供:JPRIME)
s[edition]:https://www.seditionart.com/
AppStore:https://apps.apple.com/us/app/sedition-art/id468642152?ls=1
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sedition
【オススメ記事 JPRIME】
・超富裕層が絶対にしない5つの投資ミス
・「プライベートバンク」の真の価値とは?
・30代スタートもあり?早くはじめるほど有利な「生前贈与」という相続
・富裕層入門!富裕層の定義とは?
・世界のビリオネア5人が語る「成功」の定義