投資信託
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目次

  1. 1本で分散投資できるインデックスファンドを選ぶ
  2. 運用に手間がかからないおすすめの投資信託2選
  3. デメリットは資産配分を自由に変更できないこと

「資産形成が大事なのはわかるけど、仕事や家事・育児に忙しくて投資に取り組む時間がない。」

皆さんは、このような悩みを抱えていないでしょうか。投資には「時間や手間がかかる」イメージがあるかもしれません。しかし、投資信託のつみたて投資なら、仕事や家事・育児に忙しい方でも、いったん商品や金額を設定しさえすれば、ほぼほったらかしで運用することもできます。ただし、投資信託なら何でもよいわけではなく、長期のつみたて投資に適したファンドを選ぶことが大切です。

そこで今回は、忙しい方でも手間をかけずに運用できるおすすめの投資信託を2つ紹介します。

1本で分散投資できるインデックスファンドを選ぶ

時間や手間をかけずに運用を続けるには、1本で様々な地域や資産などに分散投資できるインデックスファンドを選び、つみたて投資をするのがおすすめです。理由は以下の3つになります。

リバランス*1が不要
運用コストが低い
買い時を見極める必要がない

*1  相場環境の変動などで変化してしまった資産配分比率を調整すること。

長期での資産形成を考えると、国内外の株式や債券など、さまざまな資産クラスに分散投資することが大切です。異なる値動きをする資産を複数保有することで、運用資産全体の値動きが安定し、リスク(値動きの幅)を抑えて運用できるからです。また、過去のデータではあるものの、資産や地域を分散した上でつみたて投資を長期間続けると、結果的に元本割れする可能性が低くなる傾向があることがわかっています。

出所)金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック (Lesson4 長期投資の効果について学ぼう!)」

しかし、株式や債券など資産クラスごとに投資信託を1本ずつ保有すると、それぞれが異なる値動きをすることが原因で当初想定した資産配分の比率が変わってしまうため、資産配分を定期的に元に戻す「リバランス」を行う必要があります。リバランスを行わないと、特定の資産の比率が上がって当初期待していた分散効果が得づらくなるからです。

1本で複数の資産クラスに分散投資できる投資信託なら、あらかじめ決められた資産配分を保ちながら運用してくれるものが多いので、自分で売ったり買ったりしてリバランスをする必要がありません。そのため、資産の状態を細かく確認する手間が省け、ほぼほったらかしで運用できます。

運用コストという観点では、日経平均やNYダウ平均など、特定の株価指数の値動きに連動することを目指したインデックスファンドを選ぶことも重要です。インデックスファンドは、市場平均以上のリターンを目指すアクティブファンドに比べ、信託報酬と呼ばれる保有中にかかるコストが低く設定されています。

信託報酬は、運用期間が長くなるほど運用成績に大きな影響を与えます。長期で資産形成を目指すなら、運用コストが低いインデックスファンドを選びましょう。

(もちろん、アクティブファンドであっても、運用コストを上回る良好なリターンを長期にわたって出しているものであれば、選択する候補になりえますが…。)

また、手間をかけずに運用したいなら、タイミングを自分で選んでその都度購入する「スポット購入」より、金融機関のサービス等により自動化しやすい「つみたて投資」がおすすめです。つみたて設定をして銀行口座に入金さえしておけば、自動的に投資信託を購入できます。自分で買い時を見極める必要がなく、価格変動に振り回されずに済むので、仕事や家事・育児に集中できるでしょう。

参考:「分散投資がなぜよいといわれるのか」
参考:「「積立投資」が投資初心者の心理にフィットする2つの理由」

運用に手間がかからないおすすめの投資信託2選

手間をかけずに運用するには、具体的にどのような投資信託を選べばよいのでしょうか。ここでは、1本で分散投資できるインデックスファンドを2つ紹介します。

1.全世界株式型*2のインデックスファンド

全世界株式型のインデックスファンドは、1本で世界中の株式に分散投資できる投資信託です。「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」という株価指数の値動きに連動することを目指すインデックスファンドなら、日本を含めた先進国、新興国の株式に時価総額*3の割合で投資できます。

国内株式、先進国株式、新興国株式に投資するインデックスファンドを1本ずつ保有する方法もありますが、資産配分の決定やリバランスに手間がかかります。全世界株式型のインデックスファンドを1本保有するだけで、世界中の株式に分散投資できるのは魅力です。

*2  厳密には、上述の指数に含まれる国の株式が投資対象となっており、必ずしも世界中の全ての国の株式に投資するわけではありません。「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」では、先進国と新興国からなる約50カ国の株式約2,500銘柄が対象となっており、全世界の株式市場の8~9割を占めているとされています。

*3  浮動株調整後時価総額加重平均といって、各市場で取引可能な時価総額で計算される。

全世界株式型のインデックスファンドは、債券やリート(不動産投資信託)*4は投資対象に含めずに、株式だけで運用したい方におすすめです。ただし、株式だけで運用すると、大きなリターンが期待できる一方で、リスクも大きくなります。

全世界株式型のインデックスファンド1本で運用する場合は、「資産全体としての値動きを抑えるため、全ての資金をを投資信託で運用するのではなく、あらかじめ値段の動かない預貯金を多めに保有する」といった工夫が必要です。

*4  不動産を中心に運用する金融商品で、株式と同様に株式市場で売買が可能。

2.バランス型のインデックスファンド

バランス型のインデックスファンドは、1本で世界の株式、債券、リートなど、さまざまな資産クラスに分散投資できる投資信託で、バランスファンドとも呼ばれます。株式とは値動きの異なる特徴を持つ債券やリートなども投資対象に含まれているので、全体としての値動きが相対的に安定しているのが特徴です。

資産クラスごとに投資信託を1本ずつ保有する方法もありますが、国内外の株式、債券、リートに分散投資するには、例えば6~8本*5の投資信託を保有する必要があります。保有本数が多くなるほど管理やリバランスに手間がかかるので、忙しくて時間がない方には向いていないかもしれません。

*5  6本…国内株式/債券/リート+海外株式/債券/リートのケース。8本…国内株式/債券/リート+先進国株式/債券/リート+新興国株式/債券のケースなど。

1本で国内外のさまざまな資産クラスに分散投資できるのは、バランスファンドの大きな魅力です。全世界株式型より相対的にリスクを抑えて運用できるので、資産を大きく増やすより安定的な運用を重視する方にはおすすめです。

デメリットは資産配分を自由に変更できないこと

全世界株式型・バランス型ともにインデックスファンドのデメリットは、時価総額や8等分などのあらかじめ決められた資産配分を目指した運用が行われるため、皆さん側で資産配分を自由に変更できないことです。たとえば、リートを投資対象に含むバランスファンドで運用を始めた場合、途中でリートを投資対象から外すことはできません。どうしても資産配分を変更したい場合は、売却して別の投資信託を購入することになります。

投資信託を活用したつみたて投資では、運用期間が長くなるほど複利効果で資産が増えやすくなります。

値段が上がった時点で途中売却すると、税金の支払いが発生するなどして複利効果が弱まってしまうため、できれば途中売却は避けたいところです。運用を長く続けるためにも、積み立てる投資信託は慎重に選びましょう。資産配分を自由に変更したい場合は、少々難易度や手間はかかりますが、資産クラスごとに投資信託を1本購入するなどして、自分で決めた資産配分で運用するのがおすすめです。

出所)金融庁「NISA特設ウェブサイト 投資の基本(複利効果)」

  1. ・投資信託のリスクと費用については、こちらをご確認ください。

  2. ・当ページは当社が作成した情報提供資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。投資信託をご購入の場合は、最新の投資信託説明書(交付目論見書)および目論見書補完書面の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

  3. 三菱UFJ国際投信株式会社
    金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号/一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員

(提供:mattoco Life)

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