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DO IT YOURSELF

保有物件をリフォームやリノベーションするといった話は良く耳にします。しかし、それと比べますとDIY（DO IT YOURSELF）するといった話はあまり聞かないのはなぜでしょうか。それは、多くの方が自分は建築士ではないから何もできないと思い込んでいるためではないでしょうか。また、DIYで何をどうしたら良いのかはきりとしたイメージを持たれていないからではないでしょうか。リフォームやリノベーションには、それなりの費用がかかってきます。その一方でDIYでしたら、費用はそれほどかかりません。DIYするだけで物件の利回りが向上するのでしたら、それにこしたことはないと思います。以下では、DIYをする目的を確認した上でその方法を見ていきたいと思います。


DIYをする目的

リノベーションをする目的は、建物や部屋の初期の性能以上の改修・改善と言われます。そして、リフォームをする目的は、建物や部屋の初期の性能と同等か以下の補修・更新と言われます。では、DIYをする目的とは何でしょうか。DIYをする目的は、部屋の状態を新築の時の状態に近づけることだと思います。別の言い方をすれば、部屋の清潔感を出す・保つことだと思います。保有する物件の築年数によって物件の状態は異なってきます。物件の手入れを考える方は、まず自分が保有する物件をどこまで改善したいのか、この３つに分類して考えてみると良いと思います。