先月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表ですが、11月に入っても引き続き多くの企業が決算発表を行ってきました。しかし、その決算発表もいよいよ終盤に差し掛かってきました。こうしたなか今回は昨日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速集計してみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

終盤ということもあってTOPIX500採用の3月決算銘柄で14日に決算発表を行った企業は13社にとどまりましたが、折り返しの上期決算ということからそのうちの5社が利益見通しを見直しています。日本郵政(6178)とスルガ銀行(8358)、京都銀行(8369)の3社が経常利益の見通しを上方修正した一方で、奥村組(1833)と出光興産(5019)の2社が営業利益の見通しを下方修正しています。

決算集計(11月14日発表分)
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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