10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算発表も11月中旬に終了しましたが、折り返しの上期決算ということもあって通期の業績予想を見直す企業も多くみられました。そして米中貿易摩擦の影響もあり業績予想を下方修正する企業が目立ちましたが、その一方でこうした厳しい状況のなかでも上方修正に踏み切り最高益更新予想となった銘柄もみられます。
そこで今回は上方修正で営業利益が一転して最高益更新予想となった3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばトーエーネック(1946)やプロパティエージェント(3464)、アズビル(6845)、図研(6947)、京阪ホールディングス(9045)、名古屋鉄道(9048)、三井倉庫ホールディングス(9302)では上方修正で減益予想が増益予想となり最高益更新予想に転じています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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