ライブスター証券は業界最安値水準の手数料となっており、コストを気にする人は注目したい証券会社の一つだ。そこで今回はライブスター証券の株式投資手数料の詳細を解説する。他の大手ネット証券と比べてどんな特徴があるのだろうか。

ライブスター証券の株式取引現物手数料は2種類 一律プランと定額プラン

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(画像=KenDrysdale/Shutterstock.com)

ライブスター証券の手数料は1取引毎に手数料がかかる一律(つどつど)プランと、1日の約定代金合計額に応じて手数料がかかる定額(おまとめ)プランの2種類に分かれる。

以下はそれぞれのプランの手数料表だ。

<一律(つどつど)プラン手数料表>(税抜)

1回の約定代金額 手数料
5万円以下 50円
(税込:55円)
5万円超~10万円以下 80円
(税込:88円)
10万円超~20万円以下 97円
(税込:106円)
20万円超~50万円以下 180円
(税込:198円)
50万円超~100万円以下 340円
(税込:374円)
100万円超~150万円以下 400円
(税込:440円)
150万円超~300万円以下 600円
(税込:660円)
300万円超 800円
(税込:880円)

※公式サイトを元に筆者作成

<定額(おまとめ)プラン手数料表>(税抜)

1日の約定代金合計額 手数料
50万円以下 400円
(税込:440円)
50万円超~100万円以下 600円
(税込:660円)
100万円超~150万円以下 800円
(税込:880円)
150万円超~200万円以下 1000円
(税込:1100円)
以降100万円単位超過ごとに 400円
(税込:440円)ずつ増加

※公式サイトを元に筆者作成

一律(つどつど)プランの場合は手数料が最低50円からに設定されている。また、定額(おまとめ)プランの場合は約定金額50万円まで400円とこちらも低価格な手数料設定だ。

特に一律(つどつど)プランの手数料は業界最安値水準となっており、よりコストを削減した取引が可能だ。

ライブスター証券の株式取引信用手数料も一律・定額の2種類

ライブスター証券の信用取引の手数料も現物取引と同様に2種類あり、一律(つどつど)プランと定額(おまとめ)プランの手数料体系が用意されている。

信用取引の具体的な手数料体系は以下の表の通りだ。

<一律(つどつど)プラン手数料表>(税抜)

約定代金 手数料
300万円以下 80円
(税込:88円)
300万円超 0円

※公式サイトを元に筆者作成

<定額(おまとめ)プラン手数料表>(税抜)

約定代金 手数料
100万円以下 400円
(税込:440円)
以降100万円単位超過ごとに 400円
(税込:440円)ずつ増加

※公式サイトを元に筆者作成

一律(つどつど)プランでは300万円まで手数料80円だが、それ以降は0円となっており、300万円を超える高額な売買の場合には手数料無料で取引が可能だ。

定額プランの場合は100万円以下が400円で、それ以降は100万円毎に400円(税抜)となる。少額な取引を繰り返し行う人には定額(おまとめ)プランが向いているだろう。

ライブスター証券の株式取引手数料は他社と比べてどのくらい安い?SBI証券、楽天証券と比較

ライブスター証券の手数料は現物取引が最低50円(税抜)からと低価格に思えるが、他のネット証券と比べた場合はどうなのだろうか。

現物取引の場合……1日50万円以上の取引ならライブスター証券が最安

以下の表は現物取引においてライブスター証券とSBI証券、楽天証券を比較したものだ。

<1注文毎の約定代金に応じた手数料比較表>(税抜)

約定代金 ライブスター
証券
SBI証券 楽天証券
5万円 50円 50円 50円
10万円 80円 90円 90円
20万円 97円 105円 105円
50万円 180円 250円 250円
100万円 340円 487円 487円
200万円 600円 921円 921円
500万円 800円 921円 921円
1000万円 800円 921円 921円

※公式サイトを元に筆者作成

<1日の約定代金合計に応じた手数料比較表>(税抜)

約定合計金額 ライブスター
証券
SBI証券 楽天証券
5万円 400円 0円 0円
10万円 400円 0円 0円
20万円 400円 0円 0円
50万円 400円 0円 0円
100万円 600円 762円 858円
200万円 1,000円 1,162円 2,000円
500万円 2,200円 2,362円 5,000円
1,000万円 4,200円 4,362円 10,000円

※公式サイトを元に筆者作成

比較した結果、ライブスター証券では現物取引の1注文毎の手数料体系であれば、5万円以下を除くどの金額帯においても他社より手数料が安くなっている。

現物取引1日あたりの約定代金に応じた定額プランでは、約定代金の合計が50万円までの取引は他社に軍配が上がるが、約定金額50万円以降はライブスター証券に軍配が上がる。

信用取引の場合……1日50万円以上の取引ならライブスター証券が最安

それでは信用取引の手数料ではどうだろうか。以下の表は信用取引においてライブスター証券とSBI証券、楽天証券を比較したものだ。

<1注文毎の約定代金に応じた手数料比較表>(税抜)

約定代金 ライブスター
証券
SBI証券 楽天証券
10万円 80円 90円 90円
20万円 80円 135円 135円
30万円 80円 180円 180円
50万円 80円 180円 180円
100万円 80円 350円 350円
200万円 80円 350円 350円
300万円 80円 350円 350円
500万円 0円 350円 350円
1,000万円 0円 350円 350円

※公式サイトを元に筆者作成

<1日の約定代金合計に応じた手数料比較表>(税抜)

約定合計金額 ライブスター
証券
SBI証券 楽天証券
10万円 400円 0円 0円
20万円 400円 0円 0円
30万円 400円 0円 0円
50万円 400円 0円 0円
100万円 400円 477円 858円
200万円 800円 877円 2,000円
300万円 1,200円 1,277円 3,000円
500万円 2,000円 2,077円 5,000円
1,000万円 4,000円 4,077円 10,000円

※公式サイトを元に筆者作成

信用取引の場合も、1注文毎の手数料体系であればどの価格帯であってもライブスター証券の手数料が最も安くなっている。

1日あたりの約定代金に応じた定額プランでは約定代金の合計が50万円までは他社の方が安いが、50万円以上であればライブスター証券が最も安くなっている。

ライブスター証券での株取引が向いている人・向いていない人は?

ライブスター証券では同業他社と比べても手数料が安いという事が分かったが、どのような人が同社を利用するのに向いているのだろうか。

ライブスター証券での株取引に向いている人……国内株式のみ、高額取引、取引回数が多い

簡単にまとめると、ライブスター証券に向いている人は以下のような人だ。

・国内株式のみしか取引しない人
・回数は多くないが1日に高額の取引をする人
・1日の取引回数が多く、約定金額が50万円を超える人

同社には外国株の取扱が無い。そのため、国内株式のみを取引する人は同社の利用でも不便に感じることはないだろう。

回数は多くないが、1日に高額の取引をする場合や、回数や取引金額も多い場合には同社の手数料プランがあっており、他社に比べて低いコストで売買ができる。

ライブスター証券での株取引に向いていない人……海外株式、投資信託、投資情報

一方でライブスター証券に向いていない人は以下の通りだ。

・海外株式を取引したい人
・投資信託を取引したい人
・豊富な投資情報を得たい人

外国株を売買したい場合、ライブスター証券では取引できないので残念ながら向いていない。投資信託を取引したい場合も、ライブスター証券ではETF以外に1銘柄しか取り扱っていないため不向きだ。

またライブスター証券ではレポートなど情報収集ツールが少ないため、豊富な投資情報を得たい人に関してもあまり向いていない。

ライブスター証券は低コストで高額の国内株式投資向き

ライブスター証券は投資情報などのサービスが少なくは初心者にとっては物足りないかもしれないが、手数料は大手ネット証券と比較しても最安値水準だ。自分の取引額であればライブスター証券が最も低コストで取引できるという人は、ライブスター証券での口座開設も検討してみてはいかがだろうか。

文・右田創一朗(元証券マンのフリーライター)/MONEY TIMES

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