1月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表ですが、TOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても2月に入って240社以上の企業が決算発表を行っています。そのため先週末でその決算発表もほぼ終了となりました。そこで2月の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速集計してみると、今期も残り3ヵ月を残すのみということもあって通期の利益見通しを見直す企業が少なからずみられました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

例えば4日には武田薬品工業(4502)やソニー(6758)などが通期の営業利益の見通しを上方修正したほか、6日には川崎重工業(7012)やトヨタ(7203)などが、そして7日にはホンダ(7267)やソフトバンク(9434)などが営業利益の見通しを引き上げています。一方で6日には三菱ケミカルホールディングス(4188)や富士フイルムホールディングス(4901)などが通期の営業利益の見通しを下方修正したうえ、7日には旭化成(3407)やいすゞ(7202)などが、さらに13日には日産(7201)などが営業利益の見通しを引き下げています。

決算集計(2月3日-14日発表分)
決算集計(2月3日-14日発表分)
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決算集計(2月3日-14日発表分)
決算集計(2月3日-14日発表分)
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決算集計(2月3日-14日発表分)
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決算集計(2月3日-14日発表分)
決算集計(2月3日-14日発表分)
決算集計(2月3日-14日発表分)
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

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