先々月からスタートし先月中旬に終了した3月決算銘柄の第3四半期決算と並行して行われていた12月決算銘柄の本決算発表も先月中旬に終わりとなりました。そしてその本決算発表と同時に発表された今期の見通しでは増益を予想する企業も多くみられ、そのなかには最高益更新が見込まれるものもあります。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

こうしたなか前期の最高益を二桁の増益で更新しそうな銘柄や一桁の増益ながら前期の最高益を更新しそうな銘柄をこれまで取り上げてきましたが、今回は数年ぶりに最高益を更新しそうな12月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばホットランド(3196)やブイキューブ(3681)では6年ぶりに最高益を更新する予想となっているほか、ユニ・チャーム(8113)でも5年ぶりに最高益を更新する見込みとなっています。

数年ぶりに最高益を更新しそうな12月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

関連リンク マネックス証券より】
新型コロナで地銀は大丈夫か:影響は“薄く長く”続き、株価を圧迫
目先は底入れ 本当の2番底は半年後
今週の米国株市場振り返り
二番底の可能性 ‐ 過去の急落パターンから考える
ドル円と株価の関連性