先月下旬からスタートした小売企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も決算発表を延期した一部の企業を除いて終了となりましたが、厳しい環境のなかでも半数以上の企業が営業増益を確保しています。そしてそうした銘柄のなかには最高益を更新した銘柄もみられます。

投資のヒント
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そこで今回は2年以上前の営業最高益を数年ぶりに更新した2月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばネオス(3627)では2020年2月期に営業利益が前期比で73%を超す大幅な増益となったことで2012年2月期の最高益を8年ぶりに更新しています。また、東宝(9602)でも前期に17%を超える増益となったことで3年ぶりに最高益を更新しています。

数年ぶりに最高益を更新した2月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

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