株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。5月決算企業は限られることから高配当利回り銘柄も多いとはいえません。しかし、魅力的な配当利回りの銘柄を幾つかみつけることもできます。そこで今回は配当利回りが2%以上の5月末決算銘柄をランキングしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そのなかには配当利回りが4%を超えるものもあり日本国土開発(1887)とタマホーム(1419)では配当利回りが5%近い水準となっています。また、ミタチ産業(3321)とERIホールディングス(6083)、佐鳥電機(7420)、三光合成(7888)、インテリックス(8940)も4%を上回る配当利回りとなっています。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は5月27日です。

予想配当利回りが2%以上の5月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

もう一つのヒント

●来週半ばまでの決算発表スケジュールは

先月下旬から3月決算企業の本決算発表がスタートしています。その決算発表も来週はいよいよ終盤です。しかし、まだまだ注目度の高い企業の決算発表が予定されており、25日は清水建設(1803)や味の素(2802)、日本郵船(9101)などが決算を発表する予定です。また、26日にはコニカミノルタ(4902)やスズキ(7269)などが、さらに27日にはリクルートホールディングス(6098)などが決算発表を予定しています。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。

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