NISAで人気の国内株式にはどのようなものがあるだろうか。

SBI証券が毎週発表しているデータを元に、2020年5月25日〜29日の買付金額ランキングと、出来高ランキングを紹介する。

2020年5月25日~29日の買付金額ランキング

SBI証券のNISAで2020年5月25日から29日に買付された国内株式で、買付金額上位10銘柄が以下となる。

2020年5月25日~5月29日買付金額ランキング
順位 コード 銘柄名 時価総額
(百万円)
単元枚数
1位 9201 日本航空 732,444 100株
2位 8591 オリックス 1,922,973 100株
3位 9202 ANAホールディングス 908,012 100株
4位 4563 アンジェス 256,321 100株
5位 9434 ソフトバンク 6,577,537 100株
6位 1357 NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 273,736 1株
7位 2914 日本たばこ産業 4,341,000 100株
8位 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 6,118,689 100株
9位 7751 キャノン 3,042,314 100株
10位 7201 日産自動車 1,821,661 100株
※SBI証券の公開しているデータを元に執筆者が2020年6月4日に作成した
※時価価額は2020年6月4日時点の速報値


2020年5月25日~5月29日の出来高ランキング

SBI証券のNISAで新たに買付された国内株式の中で、出来高上位10銘柄が以下となる。




2020年5月25日~29日積立件数ランキング
順位 コード 銘柄 時価総額
(百万円)
単元枚数
1位 8411 みずほフィナンシャルグループ 3,443,223 100株
2位 9973 小僧寿し 4,014 100株
3位 1699 NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信 90,119 10株
4位 2370 メディネット 13,220 100株
5位 3528 プロスペクト 15,201 100株
6位 7612 Nuts 3,259 100株
7位 8918 ランド 12,969 100株
8位 2038 NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN --- 1株
9位 3606 レナウン 1,621 100株
10位 9318 アジア開発キャピタル 2,835 100株
※SBI証券の公開しているデータを元に執筆者が2020年6月4日に作成した
※時価総額は2020年6月4日時点の速報値


NISAにおすすめのネット証券

1位 SBI証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
無料 82本 9ヶ国 Tポイント

顧客満足度の高さと口座開設数の多さで、他のネット証券から一歩抜きんでているのが「SBI証券」だ。国内株式の取引手数料も無料と、NISA取引で重要なポイントをしっかりと押さえているのも心強い。

国内株式だけでなく外国株式でも、ネット証券最多の9カ国という豊富なラインナップで投資家のニーズに応えてくれるだろう。NISAにおける国内株式の手数料(売・買)と海外ETF買手数料(買)が恒久無料となったことも、SBI証券のおすすめポイントの1つだ。

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2位 楽天証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
無料 26本 米国・中国
ASEAN
楽天スーパー
ポイント

国内株式の売買手数料無料の「楽天証券」も、おすすめの証券会社だ。海外上場投資信託の買付手数料も無料、また手数料不要のノーロード投資信託も1000本以上揃え、可能な限り無駄な出費を抑えた取引ができるだろう。

日経新聞などのニュースを提供する「マーケットスピード」に代表される、使いやすさと信頼性の高さで定評があるツールや、NISAや株式取引関連の幅広い情報を提供してくれることも大きなおすすめポイントだ。

楽天証券では現在、新規口座開設と条件達成で最大10万7,400円相当の楽天スーパーポイントと現金1000円をプレゼントするキャンペーンを6月30日まで開催している。

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3位 マネックス証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
無料 48本 2ヶ国 マネックスポイント

NISA口座の全買付手数料無料の「マネックス証券」は、NISAをはじめて利用する人にも口座を乗り換える人にもおすすめできるネット証券会社だ。アップルやグーグル、フェイスブックなど注目の米国株の取引も、キャッシュバック制度を利用すれば実質手数料無料、売却時は5米ドル~と圧倒的な安さだ。

米国や中国など外国株式の取扱いが豊富なほか、高確率で値上がりするIPO銘柄の取扱いがSBI証券についで多い点も強みだ。取引数量に関わらずIPO抽選権が1口座に1つ付与される「完全平等抽選方式」を採用していることも、取引規模が少ない投資家にはうれしい。

マネックス証券では、新規口座開設等で最大3,000円相当のdポイントをプレゼントするキャンペーンを6月30日まで開催している。

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・「つみたてNISA」主要証券会社比較 野村證券、大和証券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券……

4位 松井証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
無料 21本 × 松井証券ポイント

日本で最初にネットによる本格的な株式取引を実現した「松井証券」は、100年以上続く歴史と安定が強みのネット証券会社だ。株主優待名人の桐谷さんが利用している証券会社としても知られている、おすすめの証券会社だ。

買付時も売却時も株式取引手数料が永久的に無料であるのが、松井証券ならではの魅力である。特筆すべきは、国内株式だけでなく上場投資信託や不動産投資信託などにおける手数料も無料という点だ。NISAに限らず取引を長く続けたい人向けのメリットが多いといえるだろう。

株主優待情報から銘柄を絞り込める「QUICKリサーチネット」など様々な投資情報ツールを無料で提供しており、初心者でも安心して投資を始めることができるのも松井証券のおすすめポイントだ。

関連記事
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・松井証券に口座を開設するには?開設から取引の手順を紹介
・【証券会社紹介】松井証券の魅力を徹底解説

5位 au カブコム証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
無料 24本 × 毎月ポイント

国内株式の買付時手数料が無料の「au カブコム証券」も、魅力の多いネット証券会社の一つである。1株から購入できる「プチ株」もNISA口座で取扱いが可能で、手軽に株式取引をはじめられるのも特徴的だ。

電話による相談の受付や、株主優待に関する情報提供なども対応しており、顧客目線のきめ細かいサービスが好評となっている。

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・「NISA口座の金融機関を変更したい」注意点や手続きとは?つみたてNISAに変更する方法も解説
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6位 GMOクリック証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
無料 0本 × ×

GMOクリック証券のNISAにおける最大の魅力は、取引手数料の「恒久無料」が約束されていることだ。取扱商品としては国内株式と国内ETF、REITを買うことができる。

また、GMOクリック証券は手数料の安さでも定評があるが、分析ツールの使いやすさでも極めて高い評価を得ている。それが2015年度オリコン顧客満足度ランキングでネット証券「分析ツール」部門第1位という結果にも現れている。はじめて投資する人にとってツールの高評価は心強いのではないだろうか。

取引が少なく手数料が気になる人や初心者におすすめなのが、このGMO証券だ。

7位 SMBC日興証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
137円〜 61本 米国・中国
新興国など
×

何と言っても最大の魅力はSMBC日興証券独自の「キンカブ」サービスだろう。

「キンカブ」とは株価に関わらず、1万円以上1000円単位で株式を購入できるサービスだ。東証一部・二部の上場企業から選定された約2100の銘柄が対象銘柄となっている。このキンカブがNISA口座でも購入できるのが、SMBC日興証券のおすすめポイントだ。

1000円単位で購入できるという点は、120万円というNISAの非課税枠を余すところなく使い切るにも、分散投資してリスクマネジメントするにも有効に働くだろう。

8位 岡三オンライン証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
0円〜 35本 中国株 ×

豊富な投資商品からほしいものを選ぶために必要な情報を提供するコンテンツの充実度が高い「 岡三オンライン証券 」も、NISA口座におすすめだ。

先物取引やオプション取引など、取扱商品のバラエティの豊かさと手数料の安さでも定評がある。また2015年度に10件だったIPO銘柄の取扱いが、2019年度には37件と伸びを見せており、今後も増加する見込みだ。口座数で見るとSBI証券の463万、マネックス証券の184万と比べ、23万口座のこちらはライバルが少ない。NISAは非課税となるメリットを最大限に生かしてIPOで大きな利益を狙うなら、岡三オンライン証券の利用をおすすめしたい。

9位 DMM.com 証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
無料 3本 米国株 DMM 株ポイント

国内株式の場合、NISA・ジュニアNISAともに売買手数料が無料である点がDMM.com証券のNISA口座のおすすめポイントだ。 また米国株式も手数料はかかるが扱っており、アップルやアマゾン、コカ・コーラといった有名米国株式の取り扱いをスタートしている。 NISA口座を使わない場合でも株式の売買手数料は業界最安水準だ。

10位 ライブスター証券

国内株式手数料 IPO取扱数
(2019年度)
海外株 ポイント制度
50円〜 4本 × ×

ライブスター証券は、創業から70年と歴史も古く、手数料も業界No.1水準で安い。本記事でも1位と2位にランクインしているSBI証券、楽天証券と同等で取引ができる。 NISA運用しかしない、株式投資初心者にはそれほどメリットはないが、NISAをきっかけに長期的に運用したいのであれば、手数料が安いライブスター証券は検討をおすすめしたい。

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