※本連載は日本でまだ翻訳されていない海外のビジネス書を紹介しています、書籍タイトルは著者による翻訳です

学生時代からビジネス、日常生活など、すべての場面において記憶力の重要性は多くの人が認識しているところだろう。

より良い記憶力を身につけるためには、どうしたら良いのか。「無限の記憶力」を持つケビン・ホースリー氏が教えてくれる。

Unlimited Memory『無限の記憶力』
ケビン・ホースリー著
出版社:TCK Publishing
発売日:2014年1月26日
ジャンル:ビジネス書

※画像をクリックするとAmazonに飛びます

書籍概要

人間の記憶力には限界がある…それはある意味真実である。しかし、一説によると、一般的な人間はその能力の限界に対し約10%も活用できていないという。

未だ活用できていない記憶力の本当の可能性を引き出し、自分の中にまるで無限と言える記憶容量を用意するにはどうしたら良いだろうか。

この書籍には、そこへ至る最短ルートが示されている。

この書籍を通して学べるメソッドには、例えば次のようなものがある。

・重要な情報すら簡単に思い出せない理由となる、3つの悪習
・困難な状況やストレスにさらされていても集中力を高めることができる方法
・メモを取ることなく、愛車を使って物事を覚える方法
・複雑な情報や概念を簡単に覚える方法
・長期記憶と短期記憶を組み合わせ、テストやプレゼンテーション、プロジェクトにおける記憶の再生を容易にする方法
・気まずさを感じることなく、相手の名前を思い出すためのシンプルなテクニック
・数字を記憶するための戦略(著者は10,000桁の数字の暗記に成功している)

その他、これまでに想像もしたことのないような記憶術やテクニックを紹介している。

すべてのテクニックを習得することができれば、人生が変わると言っても過言ではない。

この本をおすすめする読者層

記憶力の向上を必要としていない人はこの社会にいるだろうか。ある程度の向上心がある人材であれば、現在の自分の限界以上に物事を覚えていられれば、と考えたことがあるだろう。

学習においても、ビジネスのシーンにおいても、記憶力はかなり重要な意味を持っている。日常生活において家事をこなすだけでも、記憶力が上がれば、生産性は大きく向上する。

そういう意味では、現代社会を生きるすべての人に読む価値のある一冊と言える。

著者について

著者は心と記憶の専門家である。実際に、記憶力の分野において2度の世界記録を保持している。
ノースウェスト大学において数学ゲームのデザイナーとしても活躍している。