普段の買い物はもちろん、税金の支払いに関してもクレジットカードで行える。しかも、税金をクレジットカードで支払うことにより、現金とは異なるいろいろなメリットがある。

では、どのような利点があるのだろうか。詳しく見ていこう。

税金をクレジットカードで支払うメリット

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(画像=Jacob Lund/Shutterstock.com)

トヨタファイナンス株式会社が運営するサイト「国税クレジットカードお支払サイト」によると、クレジットカードでの支払いに対応している税目(国税)には次のようなものがある。

表1
(画像=確定拠出年金スタートクラブ)

※「国税クレジットカードお支払サイト

こうしたサイトを活用すれば、さまざまな国税がクレジットカードで支払える。また、各地域の税金(地方税)に関しても、特設サイトなどから支払いが可能だ。具体的なメリットは次の通りである。

ポイントによってお得になる

現金とは異なり、クレジットカードの支払いで大きいのはやはり「ポイントが付与されること」である。ポイント還元率が高いクレジットカードを活用すれば、手数料を上回るポイントを獲得することも可能だ。たとえば国税の決済手数料は1万円あたり83円(税込)だが、ポイント還元率1%のクレジットカードを利用すれば100円分のポイントが貯まる。差し引き17円お得になる計算だ。もちろん、この数字は支払う額が増えれば増えるほど大きくなり、またポイント還元率によってもお得な金額は変わってくる。

煩雑な現金決済から解放される

税金をクレジットカードで支払うメリットはポイントだけではない。煩雑な現金決済から時間的にも労力的にも解放され、支払いの管理がしやすいのも特徴だ。クレジットカードでの支払いは原則24時間対応しており、かつクレジットカード会社が発行している利用明細から一元管理できる。何にいくら使ったかを管理できるので、無駄な支出を見つけやすいメリットもある。自分のタイミングで納付できたり、お金の管理がスムーズになったりすることは、税金をクレジットカードで支払う動機となるだろう。

税金の支払いをクレジットカードに切り替えよう

このように、税金をクレジットカードで支払うことでさまざまなメリットを享受することができる。ポイント還元率や利用しやすさなどを考慮しながら、税金の支払いをクレジットカードに切り替えてみてはいかがだろうか。(提供:確定拠出年金スタートクラブ)