※本連載は日本でまだ翻訳されていない海外のビジネス書を紹介しています、書籍タイトルは著者による翻訳です

誰かの心を動かし、行動を変えたいとは、誰もが一度は抱いたことのある強い願いだろう。自分以外の人の思いを動かし、意図した方へ動かせることができるとしたら。

ビジネスや人間関係で壁にぶつかった時、必ず目を通すべき一冊。

The Catalyst『カタリスト』
ジョナ・バーガー著
出版社:Simon&Schuster
発売日:2020年3月10日
ジャンル:ビジネス書

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書籍概要

人の心を動かしたいというのは、人類共通の願いと言えるかもしれない。古今東西、他人の心や行動に影響を与え、変化を促すことをテーマとした書籍は数多く出版されている。

この書籍がそれら全ての書籍と異なる点は、影響を与えたい対象への関わり方である。

カタリストと呼ばれる人たちは、無理に行動を促さない。情報を過多なほど与えないし、プレッシャーを与えることもしない。

彼らが行うのはただ一つ、「なぜ彼らはまだ変化していないのか。変化を阻んでいるものは何か」という問いに対する答えを探すのである。

相手の行動を変えるために、まずは相手に働きかけない。それは驚くべき視点の移動と言える。

相手の変化を阻んでいる要因を見つけ出し、その障壁を取り除く。その結果として、相手が自発的に行動や考えを変化させることを促すというのである。

言葉で言うと簡単そうに聞こえるかもしれないが、実践するとなるとその限りではない。この手法を現実的に落とし込み、実際の交渉や人間関係の場で活用する、そのための具体的な方法が、この書籍一冊に纏まっているのだ。

この本をおすすめする読者層

人は人との関わりの中で行きている。ビジネスにおいても、日常生活においても、交渉や駆け引き、人間関係はなくてはならない要素である。

これらのコミュニケーションを円滑にし、よりスムーズに自分の意図する変化や結果をもたらすことができれば、その人の人生はより良く、成果の多いものとなる。

この書籍で学ことができる手法は、ビジネスの場に留まらない。人間関係の中で生きている人には誰にとっても意義のある情報である。つまり、世界中ほとんどの人にとって有益な書籍であるということができる。

中でも、人との交渉を生業にしている人材にとっては、決して無視することはお勧めできない一冊である。

営業担当者、プレゼンテーター、マーケティング担当者、チームリーダーなど。

著者について

ペンシルバニア大学ウォートンスクール教授。著書は世界35カ国以上で発行され、愛読されている。