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株式投資は、値上がり・値下がりが大きいとされ、リスクのある投資といわれます。株式投資で成果を残すのは大変なことです。思うように成果が残せていないとしたら、それは正しい情報を収集できていないからなのかもしれません。株の投資において上達するために何を見ればいいのか、どのような視点で情報収集すればいいのかについて、目的別に整理していきましょう。
目次
目的別・投資の情報収集その1:速報をすぐにキャッチアップしたい人
世の中は日々変化しており、株価もそれに反応して値動きします。どのような投資でも、価格が上がる前に購入し、上がってから売らなければ利益になりません。利益につなげるためには、ほかの人より早く情報をキャッチすることが必須です。では、最新の情報をいち早くキャッチするにはどのような情報メディアを活用するべきなのでしょうか。
情報収集メディア:Yahoo!ファイナンスのニュース
「Yahoo!ファイナンス」は、誰でも無料でアクセスできる株価情報サイトとしてはもっとも知名度が高いのではないでしょうか。株価は、東証・福証・札証がリアルタイムで表示され、それ以外の市場、出来高、売買代金は20分以内のラグで表示されます。
最新ニュースは、トップページの「ヘッドライン」から見ることができます。無料でも十分充実した内容ですが、月額1,980円(税抜)の「Yahoo!ファイナンス VIP倶楽部」に加入することで有料会員限定のニュースを読むことができます。
この「VIP倶楽部」会員は、テレビ東京のニュース番組(NIKKEIプラス10・モーサテ・WBS)が見放題になっています。スマホからも視聴できるので、通勤などの隙間時間に情報収集することもできるので効率的です。また、日本株・ETF・REITなどの時系列データがダウンロードできるのも特徴です。
情報収集メディア2:投資サイト(株探、四季報オンライン、Newspicksなど)
これらのサイトは、投資先となる銘柄を選定するために有効なサイトです。
・株探
サイトのトップページには、“有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。”と謳われています。
特徴としては、その銘柄が「売り」か「買い」なのか読者の投票が掲載されていることで、個人投資家の動向がわかる点が挙げられます。
・会社四季報オンライン
東洋経済新報社の発行する『会社四季報』は、1936年の創刊から株式投資をする人のバイブルといえる出版物です。日本国内の全上場会社の最新データや今期・来期業績を独自予想した記事などが掲載されており、国内企業の情報を網羅しているため、銘柄選びには欠かせない情報ツールの1つです。ひと昔前までは年に4回発行される冊子を購入する必要がありましたが、今はオンラインで閲覧することもできます。
オンライン版を利用する大きなメリットは、冊子発売日より前に情報を先取りできる点が挙げられます。『お宝情報「速報! サプライズ銘柄」』や『主力 300』、『新興株 50』の業績予想が、冊子発売日の20日程度前から閲覧できます。
その他、オンラインならではの特徴として、銘柄のスクリーニングやランキング、大量保有速報検索、大株主検索、株主優待一覧、創刊時からの情報を掲載している「四季報アーカイブ」など多彩な機能が利用できます。
「会社四季報」の情報は、SMBC日興証券・楽天証券・SBI証券の顧客サイトからも閲覧可能です。
「会社四季報オンライン」には無料で読める記事も多くありますが、有料版を申し込むことで、使える機能が増えたり、会員限定コンテンツを読めるなどの特典があります。有料版は「ベーシックプラン」(税込み1,100円)と、上級者・プロ向けの「プレミアムプラン」(税込み5,500円)が用意されています。
・Newspicks
経済ニュースだけでなく政治や社会全般、トレンドについてのニュースなども配信されています。ニュースについて多方面の専門家や、ビジネスで活躍している人のコメントも読めて、かつそれをシェアできることが一番の特徴です。
1つのニュースを多角的な視点で捉えられるため、ビジネスマンだけでなく、学生など政治経済に関心のある若い世代にも利用者が多いのが特徴です。
情報収集メディア3:企業プレスリリース、官公庁の予算ニュース
プレスリリースとは、「プレス(press/新聞・新聞社)」と「リリース(release/発表・公開)」という意味で、新聞やマスコミなどの報道機関に、企業や官公庁が新しい情報を発表することです。
新商品・サービスや新規プロジェクトについての情報だけでなく、既存商品・サービスのモデルチェンジやアップデートについても知ることができるため、投資したい企業を調べる際には知っておきたい情報源の1つです。
プレスリリースは新聞などの報道だけでなく、プレスリリースポータルサイト「JPubb」や「Yahoo!ファイナンス」などからも検索して見ることができます。
情報収集メディア4:日本経済新聞
投資家でなくても多くの人が購読している、日本を代表する経済新聞です。情報発信の早さではWEBメディアに譲るものの、独自の取材から発信される情報もあり、「日経Wプラン」で電子版も購読することで、スピード面はカバーできるでしょう。記事の信頼性や分野の幅広さから、投資をする人ならば必ず読んでおきたいメディアです。
情報収集メディア5:TDnet(IR系)
東京証券取引所が運営する適時情報開示システムが「TDnet(タイムリー・ディスクロージャー・ネットワーク)」です。上場会社が会社情報の開示を行う際には、有価証券上場規程によりTDnetを利用することが義務づけられています。開示日を含めて31日分(土日を含む)の情報が閲覧可能で、企業の経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を得ることができます。
情報収集メディア6:金融機関が発行する相場レポート
各分野の専門家の知見を集めた調査・研究の報告書です。金融機関の口座開設者が閲覧できるものと、誰でも閲覧できるものがあります。経済全体に関する報告だけでなく、個別の銘柄や投資信託に関する情報までさまざまなレポートがあります。
経済レポート専門ニュース「keizai report.com」などの情報提供サイトを利用すると、インターネット上で無料公開されている経済関係のレポートから、知りたい情報を効率的に探すことができます。
目的別・投資の情報収集その2:銘柄を探したい人
投資していく有望企業を探すためには、1つだけでなく複数の媒体から情報を集める必要があります。特に長期投資では、現在の株価や業績といった数字だけではなく、企業トップの考え方や世間での人気・評価など、数値化できない情報を元に将来予測を立てる必要があります。そのような情報の収集先をご紹介します。
会社四季報
国内企業を知るためには欠かせない情報誌です。年4回発行(3・6・9・12月)され、冊子版とオンライン版があります。
日本の上場会社の基本情報、取引銀行・仕入先・販売先、関連会社、株主、財務データ、株価情報などの情報が掲載されています。
冊子版のメリットは、掲載銘柄全体を俯瞰して見ることができる点にあります。銘柄コード順に掲載されていますので、複数ページ続けて見ることで、その業界の動向がわかります。
全体を見ることで経済全体のトレンドが見えてきます。
冊子版は、従来のサイズに加え、文字が大きくて読みやすいワイド版も発行されており読みやすく進化しています。
また、「会社四季報プロ500」という冊子も発売されています。こちらは、「会社四季報」の3,700社から有望な銘柄500社を厳選して掲載しています。思いがけない銘柄を発見できるなど、銘柄選びにおいてオンライン版とは違った良さがあるといえます。
投資雑誌(日経マネー、ZAI、投資手帳、株主手帳)
個人向け金融情報誌の中で主だったものを紹介します。
- 日経マネー:日本経済新聞社グループが発行しています。株式や投資信託の銘柄情報も多数掲載。
- ダイヤモンドZAI:ダイヤモンド社発行。若い世代を対象にした初心者向けマネー雑誌。
- 会社四季報プロ500:プロが厳選した銘柄に絞り、銘柄の特性や株価見通しを分析、週足株価チャートも掲載。
- 投資手帳:日本株式新聞社発行。中長期投資家向けの株式情報誌。
- 株主手帳:推薦優良株、企業の業態分析や企業トップとのインタビュー記事など毎号掲載。
日経CNBC「IPO社長に聞く」、「トップに聞く」のインタビュー動画
企業トップの言葉に触れることで、業績などの数字では見えにくい部分を知ることができるものです。
その会社がどこを目指しているのかなど、企業の方針には社長の思いや価値観が反映されています。特に、動画で生の声や姿を見ることで、語られている内容が社長自身の言葉であるか、また社長の人柄やそこで働く社員像が垣間見えます。
IRイベント
IR(Investor Relations)とは、企業が現在の会社の状況や今後の見通しなどを投資家に対して広報することを指します。
「東証IRフェスタ」や「日経IRフェア」など個人投資家向けのIRイベントでは、何十社もの上場企業が参加して説明会などを開催します。フェアに行くことで、一度にたくさんの企業の情報が得られ、商品を手に取ったり試したり、その場にいる社員に質問もできるので、ネットや活字では知り得ない生の情報に触れるチャンスといえます。
ヤフーファイナンスのランキングページ
値上がり率、値下がり率、ストップ高、ストップ安、年初来高値更新、年初来安値更新、出来高など、当日の売買のランキングを見ることができます。口座開設している証券会社のサイトにもランキング機能はあります。
目的別・投資の情報収集その3:投資の一般的な知識を身につけたい人
具体的な投資先選定のための情報ではなく、一般的な知識を得たいという場合は、信頼できる理解しやすい書籍やコンテンツがおすすめです。
書籍
投資全般の知識を深めたい場合は、書籍がおすすめです。同じ内容を読んでも、読み手の知識の多寡で受け止め方が違ってきます。書籍は、繰り返し読むことができるので、投資を始める前、実践してから読むことでより知識が深まります。
投資の基礎となる部分はすぐに変わるものではないので、情報の新しさはそれほど重要ではなく、ネットの情報よりも書籍のほうが信頼性は高いといえるでしょう。ただし税制などは変更されている場合があるので、注意が必要です。
金融機関のホームページ
口座開設している証券会社など金融機関のホームページは、投資に関する情報の宝庫です。初心者向けから上級者まで、投資を学べる情報が満載です。動画コンテンツもあり、セミナーに参加することもできます。
金融機関がサイト内で発信している情報ですので、情報の鮮度も良く信頼性も高いといえます。
目的別・投資の情報収集その4:他の投資家の投資スタイルを知りたい人
投資のスタイルに正解も不正解もありません。運用目的や運用できる資金量、取れるリスク、投資にかけられる時間は人それぞれ違います。自分に向いている投資方法を見つけることが重要です。
自分にあった投資方法で成果を出すためには、一般的な情報だけではなく、自分と似たバックグラウンドを持ち実績を出している人の手法を参考にすることが近道かもしれません。
投資ブログやTwitter
同じコンセプトで投資している人をブログやTwitterなどで探してみましょう。
日々の売買の記録や成果を開示してくれている個人投資家が、どのように銘柄を選定して、どのように売買しているかは大変勉強になりますし、日々の投稿でその人の考え方を学ぶこともできます。
投資セミナー、オフ会など
自分の知りたいテーマの投資セミナーなどに参加することで、本やネットではなくリアルに対面しているからこそ得られる情報もあります。その場で講師に質問もできますし、同じ興味をもつ参加者同士の交流が生まれることもあります。
情報収集がしやすい証券会社は?
自分がどのような投資をするのかによって、証券会社選びの基準は変わります。株式の売買が多い方は、1日の売買回数や売買金額に有利な手数料体系の証券会社を選べば投資コストを低減できますし、投資信託中心であればまた選定基準は変わります。
コスト面から投資スタイルに合った証券会社を選ぶことも重要ですが、情報収集のしやすさも大切なポイントです。
日経テレコンや四季報が読み放題
証券会社ごとに、さまざまな顧客向けサービスを展開しています。
・日経テレコンが利用できる証券会社
楽天証券では、トレードツール「マーケットスピード」内で、日経テレコンの情報を収集することができます。
・四季報が無料で読める証券会社
サイト上で「会社四季報」を無料で読める証券会社は、SBI証券、SMBC日興証券、野村證券、マネックス証券、立花証券、楽天証券です。
テキストだけでなく動画コンテンツも
四季報や新聞などのテキストだけでなく、動画で情報発信している証券会社もあります。前述したSMBC日興証券やSBI証券のほか、マネックス証券なども初心者から上級者までをカバーした内容のコンテンツを提供しています。
有名投資家による投資セミナー
各証券会社主催の会場セミナーやオンラインセミナーに参加して情報収集することもよいでしょう。
株式投資初心者向けのものから、証券会社のサイトの利用方法や操作に特化したもの、各分野の専門家や有名な投資家を招いてのセミナーなどコンテンツは証券会社ごとにさまざまです。
自分の投資スタイルに合った情報収集を!
投資についての情報収集の方法はたくさんありますが、どの情報が有益かは、投資スタイルによっても変わります。やみくもに情報をチェックしても効率的とはいえません。
短期なのか中長期なのかなど、投資方針を明確にしたうえで、自分にあった情報を取捨選択することが、ブレのない効率的な投資戦略のカギといえそうです。
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