取引数量業界ナンバーワン！GMOクリック証券のFXネオについて解説

FX投資をする場合、まずはFX会社でFX口座を開設しなければならない。FX会社によってサービスが異なるため、各会社のサービスや取引ルールを知っておくことが重要だ。

この記事では、取引量が多く利用者も多いFX会社の「GMOクリック証券」の「FXネオ」について利用者の口コミや評判も含めながら特徴およびメリットを徹底解説する。

GMOクリック証券の「FXネオ」とは

(画像=PIXTA)

GMOクリック証券の基本情報

「FXネオ」は、GMOクリック証券が提供しているFX取引サービスだ。GMOクリック証券は、GMOフィナンシャルホールディングス <7177> の連結会社で株式、投資信託、FX、CFD、債券などさまざまな金融商品を取り扱っている。業界最低水準の取引コストや充実した取引ツール、システム開発力、万全のサポート力を強みとし口座数を伸ばしているのが特徴だ。

「FXネオ」は2006年10月にサービス開始されて以来、順調に利用者が増えており、2020年のFX取引高は世界1位、国内では9年連続1位となっている。その理由として以下の点が挙げられる。

・FX取引高が世界・国内ともに第1位
・業界最小水準のスプレッドでコストを抑えて取引できる
・デモ取引が無料で簡単にできるので初心者でも安心
・取引ツールが高機能かつ使いやすい

このように「FXネオ」は使いやすさや低コストで初心者から上級者まで、FXを身近に感じられるようなFXサービスと言える。

FXネオの特徴

ここからは「FXネオ」の特徴をより具体的に見ていこう。

●各種手数料が無料

取引コストがとにかく安いことで人気を誇るGMOクリック証券。FXネオも例外ではない

・取引手数料：無料（※）
※自動ロスカット発生時、追加証拠金制度による強制決済執行時のみ、1万通貨単位当たり500 円（税込）の手数料が発生する（南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10万通貨単位当たり）。
・口座開設費用・維持費用：無料
・入金手数料：無料（※）
※振込入金利用の場合、銀行窓口・ATM等からの振込手数料は投資家負担
・出金手数料：無料

●低スプレッド・高スワップ

GMOクリック証券のFXネオは、スプレッドも業界最小水準だ。スプレッドとは、簡単に言えば「FX取引をする際の買値と売値の差」のことで投資家にとっては取引にかかるコストに相当する。スプレッドが狭いほうが低コストとなるため、投資家にとってはメリットとなる。スプレッドは、取引する通貨ごとに異なる。

例えば、FXネオの「米ドル/円」のスプレッドは、0.2銭と非常に低い水準だ（2021年4月26日現在）。0.2銭のスプレッドで1万米ドルの取引した場合、取引コストは20円となる。

またスワップポイントも高めだ。スワップポイントは2通貨間の金利差のことで、高いほど多くの金利を得ることができる。スワップポイントは、金利情勢によって日々変動するのが特徴だ。例えば、「南アフリカランド/円」のスワップポイントは1日当たり63円、「メキシコペソ/円」は38円（どちらも2021年3月の平均値）となっている。

●こだわりのツール

24時間為替が変動するFXでは、いつでもどこでも使いやすく取引ができる環境が必要だ。FXネオでは、パソコン・ブラウザ・スマートフォンなどさまざまな利用環境・目的に応じて利用できるツールを各種提供している。

例えば、パソコンで利用できる「Platinum（プラチナ）チャート」では、自由自在にレイアウトを行い自分だけの最適なトレード環境を作り出せる。最大16分割でチャートを表示できるため、複数のチャートを一覧で表示しながら多様な分析手法を活用したり、ウインドウの一部にニュースやレート一覧を表示させたりすることも可能だ。相場の動向を一目でチェックしながら分析・取引することができることは大きな魅力だろう。

また、スピード注文機能が搭載されており、新規・決済・ドテン・同一銘柄の全決済注文もワンクリックで操作でき、スピードが必要となるFXでは、助かる機能と評価されている。

スマートフォンアプリ「GMOクリックFXneo」も使いやすさで好評だ。評価損益のチェックやチャート機能に加え、チャート上の各種ラインから簡単に注文できる。例えば、以下のような便利な機能が充実している。

・テクニカル表示のお気に入り登録機能
・経済カレンダーに重要度の表示を追加できるマーケット情報
・日々の取引結果を簡単に確認できる「FXトレード日記」や「期間損益」など

ウィジェット機能でアプリを起動しなくても重要な情報をすぐにチェックできることもアプリの強みとなっている。

GMOクリック証券「FXネオ」の評判は？

実際に「FXネオ」を利用している個人投資家はどのような評価をしているのだろうか？公平性を保つためにポジティブ評価とネガティブ評価を紹介する。

・スマートフォンを利用しているがやりたいことはほぼできる
デモ版もリアルな取引もほぼ同じなのでやりやすく、思い通りにできるようだ。デモ版でお試しができるのでビギナーでも始めやすい。

・ツールが非常に使いやすい
ツールが見やすく、使いやすいという声が多い。ただ、人によって意見は違うので、環境にもよるかもしれない。

・新規注文の際に注文画面を通さなければいけないのが面倒
新規の注文の際に、スピーディーな取引ができないことを面倒だと感じている人もいるようだ。FXはスピード重視なので、時間のロスはやはり気になるだろう。

FXネオの取扱通貨

FXネオでは、米ドルやユーロなどの主要通貨だけでなくトルコリラや南アフリカランド、メキシコペソといった新興国通貨も取り扱っている。取引できる通貨ペアは、対円取引で10種類、クロスカレンシー（ユーロ/米ドルなど）で10種類、合わせて20種類の通貨ペアで取引が可能だ。

FX初心者は、米ドル/円やユーロ/円など、ニュースなどで情報を得やすい通貨ペアから始めるとよいだろう。慣れてきたら、新興国通貨やクロスカレンシーに取扱いの幅を広げてみてもよいかもしれない。

FXネオにおけるレバレッジ

FXネオのレバレッジは、最大25倍までとなっている（法人口座は100倍まで）。実質的なレバレッジは、入金額や取引通貨量などにより変化する。自分でレバレッジの倍率変更はできない。取引ごとのレバレッジは、GMOクリック証券のホームページ上にある「FXネオ ロスカットシミュレーション」から算出することができる。

FXネオのキャンペーン

GMOクリック証券のFXネオでは、2021年4月現在「はじめてのFX口座開設＋取引で最大3万円キャッシュバック ！」キャンペーンを実施している。口座の開設月から翌々月末の最終営業日のニューヨーククローズまでに次の取引条件を満たすことで、取引数量に応じ最大3万円がキャッシュバックされる。

FXネオを利用するメリット・デメリット

ここまで見てきた情報や利用者の評価をもとにFXネオを利用するメリット・デメリットをまとめると以下のようになる。

【メリット】

・取引ツールが使いやすい

特にスマートフォン画面で見やすく使いやすいため、場所を選ばすFX取引が可能だ。またデモトレードを利用できるため、ツールの操作が理解しやすいだろう。実際の投資であってはならない「うっかりミス」「操作ミス」などの低減にもつながると考えられる。

・手数料無料

FXネオには「取引手数料」のほか「口座開設・維持費用」「入金手数料」「出金手数料」などがあるが、基本的にすべて無料だ。コストをかけずにFX投資ができる点は大きなメリットだろう。

【デメリット】

・取引通貨が1万通貨以上

GMOクリック証券（FXネオ）の最小取引通貨数は1万通貨だ。しかし他のFX会社は1通貨や1,000通貨から取引可能なところもある。レバレッジを効かせても取引通貨数が大きくなるほど手元資金も必要になるため、投資家にとってはデメリットと言えるだろう。

・スプレッドが動きやすい

FXネオのスプレッドは、業界最小水準だが変動幅が動きやすく、投資をするうえではマイナス要素となりかねない。特に注文量が多いときなどには注意が必要だ。

口座開設の流れ

GMOクリック証券では、すべての商品（株式や先物・OPなど）の取引ができる「証券取引口座」とFX取引専用の「FX専用取引口座」がある。いずれも手続きは、口座開設フォームに必要事項を入力後、本人確認書類とマイナンバーが確認できる書類の画像をアップロードして送信すれば完了する。

「証券取引口座」は最短2営業日、「FX専用取引口座」は最短当日から取引ができる。

申し込み後、口座開設手続き完了の案内がメールあるいは自宅に郵送されるため、受け取り後にログインして口座に入金すればすぐにFX取引が可能になる。

株やCFDも扱っているGMOクリック証券でよりよい投資を

「FXが気になっている」「FXを始めてみたい」という人は、まず「FXネオ」のデモトレードの無料利用からはじめ、投資感覚を身につけていくとよいだろう。FX取引の感覚がつかめてきたら、実際に口座を開設してはいかがだろうか。FXだけでなく国内外の株式や投資信託、CFDなど多くの金融商品を取り扱っているGMOクリック証券で資産のポートフォリオを増やすこともおすすめだ。