2021年8月3日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日2日(月)に発表されたISM製造業景況指数が予想に届かなかったため、米長期金利が急低下した。ただ、マーケットはデルタ株が猛威を振るっていることで、将来の経済見通しを不安視している。今月8月のジャクソンホールでテーパリングについて何か出てくると想定しているが、ブレイナードFRB理事の発言をみると、FRBの主流派はもっと慎重にみえる。FRBの金融緩和が想像以上に長く続く可能性を織り込み始めており、マーケットはドル安、そしてややリスクオフ傾向に推移しそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

中国におけるIT企業への締め付けや新しい変化もあり、豪ドル/円が80.00円を割り込んでさらに下落すると思っている。78.50円や79.00円のサポートを試しに行くだろう。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。