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東京における電車の重要性と紐づけて見る不動産市場(丸ノ内線)


今回は丸ノ内線沿線から茗荷谷、御茶ノ水、東京、赤坂見附、新高円寺を取り上げてみました。主に山手線の内側を横断する丸ノ内線沿線には魅力的なエリアが数多くあります。


都心をぐるりとする丸ノ内線


丸ノ内線は池袋駅から荻窪駅(本線)、中野坂上駅から方南町駅(分岐線)を結ぶ電車です。巨大商業エリアである池袋から文教地区であるお茶の水、大手企業や官公庁が集まる大手町、東京、オフィスビルが建ち並ぶ赤坂見附、四谷、そして池袋に並ぶ巨大商業エリアである新宿と、不動産として高い価値を持つ山の線の内側エリアを貫通しており、新宿からは中野坂上、新高円寺、荻窪といった魅力あふれる街を走っています。

都心でちょっと遊びたいといった場合には丸ノ内線はかかせません。アドレスとしても魅力のあるところばかり。丸ノ内線沿線はこれからも再開発されていくエリアが多いです。これからインフレーションが予想される中で、注目したいエリアが目白押しです。

今回はこの丸の内沿線の不動産について注目をしてみました。また、今回は土地価格があるものは国土交通省が提供する「土地総合情報システム」を使って取引価格を調べました。また賃貸相場(駅から10分以内、築年数10年以内で条件設定)は「HOME‘S」を利用しています。


茗荷谷


茗荷谷というとピンとこない人もいるかもしれません。丸ノ内線の他の駅に比べるとネームバリューも低いです。しかし、一度訪れてみればわかりますが、不動産賃貸需要は大いに期待できます。なぜならば、大学キャンパスが数多く存在するからです。拓殖大学、筑波大学、お茶の水大学のキャンパスは茗荷谷駅を最寄駅としています。少し歩けば東京大学付属植物園もあります。この茗荷谷、池袋駅から2つ目の駅であり、お茶の水駅の隣でもあります。学生が休日に遊びに行くのにもかなり利便性の高いエリアなのです。周辺平均家賃はワンルームで7.83万円、1Kで8.54万円、3LDKで23.24万円となっています。土地の取引価格は坪単価210万円から270万円の範囲内で取引されていることが多いです。


御茶ノ水


御茶の水と言えば、言わずと知れた「学生の街」。明治大学、東京医科歯科大学、日本大学等大学キャンパスが数多く所在するだけでなく、駿河台予備校などの予備校、大学病院もいくつもあります。また、楽器屋やスポーツ用品店、書店が建ち並んでおり、まさに学生のためのエリアと言えるでしょう。
また2013年4月には「ソラシティ」「ワテラス」という2つの複合施設がオープンし、書店街の古き良き風景とともに新しい施設が街の魅力をさらに増しています。

丸ノ内線のみならず、千代田線やJR中央線等の駅もあり、利便性も非常に高いです。周辺平均家賃はワンルームで9.92万円、1Kで10.03万円、2LDKで19.96万円となっています。土地の取引価格は神田小川町で坪単価280万円となります。


東京


東京は言わずと知れた日本の中心都市。東京駅という名前ではあるものの地名は八重洲もしくは丸の内になります。

オフィスが建ち並び、新丸ビル、JPタワーKITTEなど再開発が次々に行われています。東京駅自体が改装されたことも記憶に新しいのではないでしょうか。最近では外資系のホテルが次々と進出してきています。

また東京駅自体の商業施設化が進んでおり、駅だけでも十分楽しむことができるようになりました。
サラリーマン、OLがランチを楽しんだり、アフター5を楽しんだりする施設も充実してきています。
これからも大型の再開発が見込まれるエリアです。周辺平均家賃は1Kで10.21万円、1LDKで15.84万円となっています。土地の取引価格は八重洲で坪単価1,500万円となります。