注文住宅で暖炉のあるおしゃれなリビングを実現しよう!
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リビングルームに暖炉があると、ホームパーティーなどで暖かな雰囲気を演出してくれます。暖炉のある生活にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。注文住宅で実現する暖炉のあるリビングルームについて考察します。

目次

  1. 暖炉と薪ストーブの違い
    1. 暖炉とは
    2. 薪ストーブとは
  2. ペンションにいるような気分を味わえる暖炉
  3. 暖炉を設置することで得られる3つのメリット
    1. 1.f分の1ゆらぎ効果でリックスできる
    2. 2.直火で料理ができる
    3. 3.電気代や石油の高騰に影響されない
  4. 暖炉を設置するデメリット
    1. 1.通常の暖房器具よりも手間がかかる
    2. 2.火傷のリスクがある
    3. 3.煙の影響を考慮しなければならない
  5. 暖炉の種類はいろいろある
    1. 1.エタノール式暖炉
    2. 2.ガス式暖炉
    3. 3.電気式暖炉
  6. 暖炉にかかるコストはどれくらい?
    1. 薪の購入費
    2. 煙突のメンテナンス費用
    3. 暖炉の本体費
  7. パーティーで映える暖炉の存在感
  8. 注文住宅で暖炉のあるリビングを実現しよう
    1. 注文住宅ならば事情に合わせた設計が可能

暖炉と薪ストーブの違い

寒い季節、リビングルームにあると絵になり、また実用的で役に立つのが「暖炉」と「薪ストーブ」です。暖炉と薪ストーブは薪を燃やして部屋を暖めるという点では同じですが、構造上の違いがあります。

暖炉とは

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暖炉は壁に埋め込まれ家屋と一体化しています。

暖炉の周囲の壁はレンガ造りになっているのが一般的で、暖炉のなかに投じた薪を入れて燃やし、炎の放射熱で部屋を暖める仕組みです。煙は壁のなかの煙突を通って屋外に排出されます。

暖炉は煙突を付けなければならないため、マンションや建売住宅に新たに設置することは難しいといえます。

本格的な暖炉を設置するには注文住宅で最初から設計に組み入れる必要があります。また、煙突の掃除が必要になるのでメンテナンスのコストがかかります。

薪ストーブとは

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一方の薪ストーブは、家屋とは独立して置かれ、扉を開けてなかに薪をくべて燃焼させる仕組みです。暖炉と同じく煙突を通して煙を屋外に排出します。

離れたところにも熱が届き、部屋全体が暖まるのが特徴です。熱効率では暖炉よりも薪ストーブのほうが優れています。

ペンションにいるような気分を味わえる暖炉

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冬場にペンションに宿泊すると、共有スペースの一角に暖炉があり、宿泊客がなごやかに談笑しているシーンが見られます。

炎ゆらめく暖炉は見た目に暖かいだけでなく、人の心も穏やかにする性質があるようです。暖炉は人々が集う場所での、いわばコミュニケーションツールの役割を果たしているといってよいでしょう。

自宅のリビングルームに暖炉があれば、ペンションにいるような気分を味わうことができます。

暖炉を設置することで得られる3つのメリット

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それでは、暖炉を設置するとその他にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。以下がそのおもだったものになります。

1.f分の1ゆらぎ効果でリックスできる
2.直火で料理ができる
3.電気代や石油の高騰に影響されない

1.f分の1ゆらぎ効果でリックスできる

暖炉を設置するメリットの1つが「f分の1ゆらぎ効果」が得られることです。「ゆらぎ」とは不規則な動きのことをいいます。

「f分の1ゆらぎ」は五感をとおして人間の生体リズムと共鳴するといわれています。そのため、暖炉の焚火の炎がゆらゆらと不規則に揺れる様子を見つめるだけで、リラックス効果を得られるのです。

2.直火で料理ができる

2つめのメリットは直火で料理ができることです。ダッチオーブンで煮込み料理ができ、ピザを焼いたり燻製をつくることもできます。

直火で料理すると素材の美味しさが引き出され、ガスで調理するよりも美味しい仕上がりになるといわれています。

3.電気代や石油の高騰に影響されない

もう1つ、暖炉は薪を使うので電気料金や石油の高騰に影響されないのもメリットです。

台風等で停電があった場合、エアコンは止まりますが暖炉はそのまま燃焼が続くので、暖房と一定の明かりを確保することができます。

暖炉を設置するデメリット

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暖炉を設置するにはデメリットもあるので、次の点に注意して設置を検討する必要があります。

1.通常の暖房器具よりも手間がかかる
2.火傷のリスクがある
3.煙の影響を考慮しなければならない

1.通常の暖房器具よりも手間がかかる

暖炉は薪をくべなければならないので、通常の暖房器具よりも手間がかかります。また、薪を購入する費用やメンテナンス費用が必要なことも念頭に入れなければなりません。

ただし、薪以外の燃料を使用する暖炉もあるので、本格的な暖炉にこだわらなければ手軽に暖炉のある暮らしを楽しむことができます。

2.火傷のリスクがある

暖炉は原則として扉がないため、小さな子どもがいる家庭ではやけどに注意する必要があります。

3.煙の影響を考慮しなければならない

また、隣家との間隔が狭い場合は、煙突から出る煙の影響も考慮しなければなりません。そのあたりの構造上の問題はハウスメーカーからアドバイスがあるものと思われます。

暖炉の種類はいろいろある

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一般的な薪をくべる暖炉の他にも、次のような種類の暖炉があります。

1.エタノール式暖炉
2.ガス式暖炉
3.電気式暖炉

1.エタノール式暖炉

液体変性エタノールを燃料にする「液体変性エタノール式」と、トウモロコシやサトウキビなど植物由来の燃料を使う「バイオエタノール式」があります。

両方とも二酸化炭素が発生しますので、定期的な換気が必要です。海外では一般的ですが、日本ではまだあまり普及していません。

2.ガス式暖炉

室内の空気をファンによって取り込み、燃焼させた空気を送り出す仕組みです。ガス管の接続が必要で、壁に取り付けるタイプと床に置くタイプがあります。

こちらも二酸化炭素が発生しますので、定期的な換気が必要です。ガスなので早く暖まるのが魅力です。

3.電気式暖炉

火を使わないため安全性が高く、煤も発生しないのでメンテナンスが楽です。炎のゆらぎを電気で再現する仕組みです。

本物の暖炉の代わりにインテリアとして使いたい人に向いています。工事不要で設置でき、価格も数万円とコスト負担が軽いのがメリットです。

暖炉にかかるコストはどれくらい?

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暖炉にかかるコストはどれくらいになるのでしょうか。

薪の購入費

薪をくべる暖炉で使用されるのが「ナラ材」呼ばれる薪になります。30束だと1万5,000円(税込)程度の購入価格になりますので、1日3束使った場合、月4万5,000円程度のコストになります。

先に紹介したエタノール式は1時間当たり200円以下と大幅にコストが安くなります。

煙突のメンテナンス費用

薪をくべる暖炉の煙突内部には煤がこびりつくため、1シーズンで2~3回のメンテナンスが必要です。費用は業者や地域によって異なりますが、1回2~5万円程度かかると思ってください。

暖炉の本体費

暖炉本体の価格は種類によって数万円~200万円程度とかなり幅があります。

薪をくべる暖炉は価格が高いですが、エタノール式、ガス式、電気式の暖炉なら比較的安価な費用で設置することも可能です。予算と照らし合わせて最適な種類を選ぶようにしましょう。

※コストの金額は一例ですので、参考までにお考えください。

パーティーで映える暖炉の存在感

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ホームパーティーを暖炉のあるリビングルームで行うと、なごやかな雰囲気を演出することができます。リビングルームの核になる暖炉の存在感は圧倒的です。

とくに季節柄クリスマスパーティーは暖炉があるとインスタ映えする写真や動画を撮ることができるでしょう。

暖炉の横にクリスマスツリーが飾られている写真をよく見かけますが、自宅に設置すれば暖かさと華やかさが同居した最高のシチュエーションが実現します。

暖炉は部屋のアクセントとして、最もインパクトが強い設備といっても過言ではないでしょう。

注文住宅で暖炉のあるリビングを実現しよう

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(画像=Виктория Ковальчук/stock.adobe.com)

暖炉はどちらかというと特別感のある設備です。なくても困らないため、マンションや建売住宅に付属していることはごく稀でしょう。暖炉はまさに注文住宅でこそ設置可能な設備の代表といえます。

注文住宅ならば事情に合わせた設計が可能

注文住宅の良いところは家庭の事情に合わせ、どのようにも設計できることです。

例えば、隣家と接近している関係で煙突を造りたくないということであれば、ガス式やエタノール式にすることで煙突が不要になります。

また、子どもが小さくやけどが心配という場合は電気式の暖炉にすれば安全です。事情によって暖炉のある生活を諦める必要はないのです。

家族の団欒にひと役買い、来客にも喜ばれる暖炉のあるリビングルームを注文住宅で実現してはいかがでしょうか。

(提供:タツマガ

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