2022年1月18日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

元々先週の米ドル/円の下落自体が、それほどドルを売る材料があったわけでもなかったのに売られたことが、今週の米ドル/円の上昇につながっていると考えている。先々週も米ドル/円はロングに傾いていたが、それは米債の利回り上昇に伴う米ドル/円の上昇を見込んでドルを買っていた人たちが多かったからだ。しかし実際はその流れにならなかったため、結果米ドル/円が崩れた。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは113.25~115.65円。今週は材料がないので、おそらくこのレンジ内での動きに留まりそうで、113円を割って急落したり、逆に116円台まで大きく上昇するような展開は考えていない。このレンジ内で113円ミドルから後半で買い場を探し、115円台に乗ったところでは確実に利食いする。その買い回転で臨みたい。

小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。